同友会ニュース−活動報告
米子支部 2月大例会 報告のまとめ
経営理念の追求!
●とき:2月20日(木)18:30 ●ところ:米子全日空ホテル
『とにかく経営理念を追求しなさい。売上、利益はいくらでもついてくる』
~ 安心して命をゆだねられる オンリーワン企業をめざして ~
報告者:(財)操風会 岡山旭東病院 院長 土井章宏 氏
中同協 副会長 岡山同友会 常任相談役
自身を「先生」と言われるのが好きではないと始めた土井さん。その土井さんが最も近い外国と言われた四国。ここで過ごされた学びの時間は「黄金の日々」だったと言われます。
香川の地で医学の最先端知識と出会ったのと同じく同友会とも出会われます。「あなたは何のために経営をしていますか?」簡単でいて深く難しい質問でした。
同友会と自分の目指す道は合致していると確信した土井さんは入会を決意。ですが当時はまだ経営者の立場ではなかった土井さんは入会が出来ず、オブザーバーとして参加されて、徐々に学びを深めていかれます。
「共に育つ」
「教育」とは一般的に「教えて育てる」という字を書きます。これは上から下へと知識を下ろすものです。しかし「共に育つ」の字の「共育」ならば上も下もありません。言うならば「めだかの学校」と同じで、今を少しでもより良くするために皆で学び、考えるものだと言われました。
職員が活躍する場を提供
オープンなアンケートによる職場の風通しの良さ。ブータンの幸福度のように良いと思えばいち早く概念をアレンジして取り入れる。院内、院外でも数多くの取り組みをされている様子には只々驚かせられるばかりです。職場は舞台。いかに自分が職員さん達に活躍の晴れ場を用意できるかが重要だと語られました。
全国病院ランキング第4位!!
患者さんに癒やしを。それと同様に職員さんに気をさき、どれほど尽力されておられるかが伝わってきます。このフットワークの軽さと気遣い。岡山旭東病院が全国のランキングでも4位の評価を取られたというお話にも納得です。
全国的にも悪天候が続く中、快晴で大山が眩しい素晴らしい日に、多数の資料と時間の足りない大ボリュームで熱く語って頂きました。今回の報告を聞いた事を刺激に、是非、自社に戻って新しい取り組みを始めて頂ければと思います。
大丈夫です。我々には、「こそ丸」があります。苦しい時には○○さんの存在があればこそ~です。皆で頑張って元気な経営者になって、元気な会社にしていきましょう。
報告:例会委員会 (有)福島商店 福島 正剛
グループ討論テーマ:『自社で「共育」出来ていますか?』
グループ討論では「自社で「共育」出来ていますか?」で話し合いました。とても難しい内容だった、との声もありましたが大変盛り上がりました。