米子支部 ７月例会 報告のまとめ

社員さん、アルバイトさんの輝ける職場、地域で誇れる、また来たくなる店舗づくりを目指して！

●とき：７月２３日(火)18：30　●ところ： 米子コンベンションセンター

　　　　　　　　　　「さらなるサービスの向上を目指して」

　　　　　　　　　　　　～スタッフと共に歩む店づくり～

＜報告者＞　(有)松友　統括マネージャー　高井　賢一 氏
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鳥取同友会米子支部

　７月の例会の報告者は、現在米子、松江、倉吉で５店舗を運営する飲食業の会社に所属され、社長、副社長に次ぐナンバー３の統括マネージャーの仕事をされています。労働時間が長く、休みも１カ月～２カ月も取れないのが当たり前の状態が続く、離職者が出ると他店から応援に行くが、しわよせがくるので、あの店の為に自分らがしんどくなると不平、不満が充満していた。それでも利益が出ているうちは表面化しないがそうでなくなると問題が表面化していった。会社が割れた。

　そんな時に同友会の経営指針を創る会に参加し、１回目の経営指針を作った。これで会社はよくなると思ったが、現実は違った。当時は経営指針は社長が浸透させるものと思っていた。これが間違っていた。人が育たない、人が辞めていく、これをずっと変えたいと思っていた。もう１度、会社全体を巻き込んで経営理念を作成した。
　そして、研修も受けて「ありがとうカード」「社員と握手する」「自分のビジョンを話す」という実践をやってみた。自分が変わると少しずつ社員さん、アルバイトさんも変わってきて、仲間意識が少しずつ強くなっていった。新人には昔はマニュアルを教えていたが、今はまず経営理念から教えている。なんで「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と言うのかといった所から始めている。
　さらなるサービスの向上を目指し、社員さん、アルバイトさんの輝ける職場、地域で誇れる店舗を、また来たくなる店舗づくりを目指し努力していますと報告されました。

　　　　　　報告：例会委員会　米子田中食品㈲　田中 弘之

グループ討論テーマ：「あなたの会社はどう変わりたいですか。なぜ変われないですか？」

グループ討論のテーマは「あなたの会社はどう変わりたいですか。なぜ変われないですか？」ということでたくさんの意見を出してもらいました。