同友会ニュース−活動報告
米子支部 6月例会報告のまとめ
無心帰大道
●とき:6月17日(月)18:30 ●ところ:米子コンベンションセンター
『 経営指針の実践について 』
~ 実践し続ける中での変化 ~
報告:有限会社 D・I・P 取締役 大道 由子 氏
鳥取同友会 女性部副部長
前の仕事が倒産という苦しい経験からもうサラリーマンは嫌だ!との強い思いで自ら「ディーアイピー」の名で代理店を起こされた大道さん。
年数を重ねて業績を伸ばす中、同じ思いの同志と会社を合併します。これを機に、社名をカタカナから英語のD・I・Pへと変更されます。
(※大道個人名のDから、喜びの意味を持つ「デライト」のDへ。)
そして同じ頃、特級認定代理店を目指す大道さんは保険会社から経営指針を作るように言われます。同業同系列会社で作るのか。それとも同友会で作るのか。
大道さんは同業他社と似たような指針を作るのを良しとせず、形にとらわれず多業種の講師陣から成る、オリジナル性を重視した同友会での作成を選びます。
この選択は会社の皆とゼロから一緒に作り上げた事で、他社が大変苦しんだという「意識の共有レベル」の高さを評価される事になります。
男性社会の中で女として度胸と決断力、キメ細かなサービス、そしてありがとうを忘れない仕事を心掛けてきたと言う大道さん。自身の座右の銘は「無心帰大道」と紹介されました。やはり理念を作った会社は「今、やっている事が会社に合っているかではなく、理念や指針に合っているか」が大切だと思います。
仕事と一体となった活きた指針と共に実践から実戦に臨み、地域の「核」となるべくして、まさに煌く会社を目指す大道さん。
2年後を目標にした有限会社からの株式化、それと同時に母との会社代表者の交代劇。「理念の見える化」に取り組み、さらに上の目標へと邁進されている大道さんの素晴らしい報告だったと思います。
報告:例会委員会 ㈲福島商店 福島 正剛
グループ討論テーマ:「会社であなたが今、実践するべき事は何ですか?」
グループ討論は「会社であなたが今、実践するべき事は何ですか?」をテーマにし、理念を作った会社、そうでない会社、社長、幹部、役員の各視点からの社内における実践の話で盛り上がりました。今回は女性例会という趣旨に合わせて討論の発表者を全員女性に統一して、いつもと違った空気を演出してみました。内容共に普段とは少し違う味が出せたのではないでしょうか。
女性例会という趣旨に合わせて討論の発表者を全員女性に統一