同友会ニュース−活動報告
米子支部 2月大例会 報告のまとめ
地域に元気と活力、そして希望を!!
●とき:2月18日(月)18:30 ●ところ:米子全日空ホテル 飛鳥の間
『 地域に雇用の場を創出、現金収入を得る場を創出への挑戦! 』
~ 田舎だからこそ出来ることがある! ~
【報告者】㈲エヌ・イー・ワークス 代表取締役社長 三澤 誠 氏 島根同友会
2002年に地域の雇用創出を目的に(有)エヌ・イー・ワークスを起業した三澤氏。しかしリーマンショックの影響で受注が激減。
そんな中、生き残りをかけて地元農産物にこだわった手作業で仕上げる「世界にひとつだけの花」というブランドを立ち上げ、お菓子の開発販売を開始します。願いはひとつ。「働く場を作りたい」。
人は人に認めてもらう事、人に必要とされる事でモチベーションが上がります。
やれ!と無理強いするとやっていてもどんどん苦しくなります。
仕事に「ほんの少しだけ」公共性がオーバーラップしている事。誰かがやらなければならない事をやっていると自然と注目されます。そして人も集まります。
機械を売るだけではなく、ノウハウも一緒に提供して自宅で仕事ができる。
できた商品は自社で買い上げ、その活動を広げ、地域に元気の輪を。
次第に注目を集め、新聞で特集をされ、度々テレビにも登場されます。
宣伝費をかける事なく全国的にますます知名度を高めていく三澤氏の(有)エヌ・イー・ワークス。
最後に三澤氏は言いました。田舎だから何もないのではない。田舎にはまだまだ手付かずの地元資源が眠っている。私は「他人のふんどしで相撲をとる」仕事をしていると人に言います。一般的には悪い意味でとられますが、私の言っている意味は違います。地元に本当に良い物を作る専業のプロが居る中、自分が同じジャンルで創業しても良い物が出来るまでには何年も時間がかかってしまいます。それならば専門職の方と供に仕事をして、その良い商品を一緒に扱えばよい、と。
本日の話の花になぞらえて言うなら、すぐには結果が出なくても地域で目標を持って活動を広げて繋がっていけば、いずれ芽が出て実がついて花が咲く。
そんな風に仕事ができたらどんどん地元に活力が戻っていく。
地域に元気と活力、そして希望をもらえる素晴らしい報告だったと思います。
例会委員会 ㈲福島商店 福島 正剛
グループ討論テーマ「あなたの会社で地域に根ざした今後へ続いていく活動で何ができますか?」
皆様の会社でやりたい事は何でしょう?やらなければならない事は何でしょう?
グループ討論では「あなたの会社で地域に根ざした今後へ続いていく活動で何ができますか?」をテーマに意見交換しました。
グループ討論の発表です
質問回答中の三澤さん