同友会ニュース−活動報告

倉吉支部 2月準備例会 報告のまとめ

戦略と仕組みが確立できたとき、やはり理念が必要

㈲プラスペリティ 出口 敦教 氏 鳥取同友会 鳥取支部会員増強委員長    ●とき:2月12日(火)18:30~21:00 ●ところ:倉吉未来中心

              『不況なんて怖くない』

             ~戦略と仕組みと経営理念~

    報告者:㈲プラスペリティ 出口 敦教 氏
                    鳥取同友会 鳥取支部会員増強委員長

 出口氏のお母様が、鳥取市内で美容室を家業として経営されていましが、徒弟制度に疑問を持ち、自ら経営素始めます。最初の3カ月はうまくいったかのように、売り上げが伸びますが、それから2年間、売り上げは伸びず、自己資金を投入し、スタッフの給与を補てんすることとが続きます。

   そんな時、シャンプー販売のメーカー社長と出会い、経営するしくみを考えていくことになります。まず、美容業では普通でなかった、週休2日、社会保険完備をされます。
あと、カラー会員年間24000円で14回可能な、会員を募集されます。
これだけでは、収益は出ませんが、年間14回来客されるという、仕組みの1つです。カラーだけされるお客さんはほとんどいない、カット・パーマ・トリートメント、お客さんが満足する内容(技術がともなっていれば)であれば、お客さんは次も来客されますので、次もサービスを受けることとなります。このことにより、新規客数を増やすのではなく、固定客の来客回数を確保し、客単価を上げることとなる。これが、売り上げを上げる仕組みだと。

  作業とは、お客さんに、上司に言われたことをするだけ。
仕事とは、お客さんのことを考えて、自分で考え、自らすること。
その上は、職人、お客さんが望んでサービスを受けたがる仕事をすること。と独自の考えで表現されました。

  この、職人になることが現在、出口さんとスタッフで求めている、とのこと。あと、社員共育も、必要だと。優秀なスタイリストは優秀な店長ではなかったから。求める、スキル、が違うので、教育が必要だと。戦略と仕組みが確立できたとき、やはり理念が必要。と考え、また、同友会と出会い経営指針を創る会へ参加し、理念を作成したが、その発表会では一人で作った理念にしかならなかったから。と反省され、スタッフを巻き込み、新しい理念を作成されたそうです。
それと、1年間の目標をスタッフミーティングで検討され、実施されているとお話頂きました。
戦略と仕組みと経営理念がそろったプラスペリティにとって、不況は怖くないそうです。恐いのはスタッフの不協和音だ、報告を締めくくられました。
               
                倉吉支部準備例会担当 CS&C 内田 靖子

グループ討論テーマ:「我が社のしくみ(戦略)は?」

 

 

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