同友会ニュース−活動報告

倉吉支部 5月準備例会 報告のまとめ

求めればどこかに果実は落ちている

ティーアンドディー㈲ 取締役社長 錦織 信雄氏 鳥取同友会 米子支部副支部長     ●とき:5月8日(火)18:30 ●ところ:倉吉未来中心 セミナールーム7
 
        『米子から発信できるサービスを目指して』

     ~常識にとらわれない新しい挑戦と先を見据えた戦略とは~

    報告者:ティーアンドディー㈲ 取締役社長 錦織 信雄氏

                         鳥取同友会 米子支部副支部長

 関西の学校を卒業され地元鳥取に戻られ佐川急便に入社された錦織氏。独立起業を考えるもなかなか見つからない。
 そんな時、「新1996ゴールドプラン」が発表され、2000年より民間でも介護事業ができることとなり、『これだ』と考え、リサーチや資格取得等準備され、2000年4月4名のスタッフで起業されました。

   しかし、女性ばかりの職場で佐川急便とは環境が違う。口先だけの話でブレが生じ、「瞬間湯沸かし器」と呼ばれる。そんな時経営指針の成文化に挑戦することに。
 成文化にあたり、今まで見えていないものを見ようとし、成果がなかなか見えない。が、一貫性が確保され倫理的感覚を持とうとする中、徐々に成果が見えてきた。

 

   現在は全員参加型の指針書作成中。それにより自主的社員の育成にもなり、働きがいのある職場づくりにつながっている。
 その中で、一般的なしくみではないサービス、目先のサービスではなく、尊厳を尊重し、出来る人には自分でしてもらう、手伝い(サービス)しなければならないのは別の事。他の施設ではしない(出来ない)サービスの提供を考え実践中です。しかし、リスクの問題が大きく、新人スタッフには、なかなか理解(実践)が進まない。
 最後に自分の仕事は体制づくり、それを作る組織づくりを一つ一つステップを重ねていく事だと。そのためのエッセンスは同友会活動の中に見つけられる。「求めればどこかに果実は落ちている」とご報告いただきました。
 幾多の困難を自分の感情を突きつめ、冷静に分析し、あきらめずにコミュニケーションを継続して乗り越えられてきた錦織さんの報告は、経営者に必要な忍耐、そして先を見据えた戦略、ビジョンがいかに必要かを改めて感じる例会となった。
                      報告:CS&C 内田 靖子

<グループ討論>『テーマ: あなたの会社の新しい挑戦と先を見据えた戦略とは?』

  各グループとも、具体的な戦略をそれぞれが発表して活発な討論ができたようです。

 

グループ討論発表

 

 

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