同友会ニュース−活動報告
鳥取支部 5月例会 報告のまとめ
赤字企業をなくしたい!
●とき:5月15日(火)18:30 ●ところ:とりぎん文化会館 第5,6会議室
『経営指針を創る会に参加して』
~指針を創って見えてきたものとは?~
<報告者> 村山敏隆税理士事務所 税理士 村山 敏隆 氏
鳥取同友会 米子支部研修担当
経営指針を創る会に参加して劇的に変わったと言う村山氏は5年前に念願の事務所を設立されるも企業の7割以上が赤字になっている現状を知り、企業にとって税理士とは本当に必要なのだろうかと考えるようになる。
税理士としての知識はあっても経営のことは何一つ分からず、お客様から経営の相談をされてもアドバイスが出来ず、経営の勉強をするために同友会に入会する。
そしてすぐに経営指針を創る会に参加され、様々な学びの中から自社の地域社会に対する必要性や言葉一つ一つの重みを考えることなどに気づく。今考えると、初めの頃は現在の自分で可能か不可能かというマイナス思考な考え方しかできず、経営に対する熱い想いもなかったと振り返る。
そして、指針を創って見えてきたものに、*自社の問題点が明確になり、そのための対策が出てくるようになった。*税理士としての業務だけではなく経営者として経営戦略について考えるようになった。*経営に対する本気度が上がってきた。などをあげられ、
また今後の計画として、*自社の資産表の作成とその分析*専門的知識の習得*他の事業との連携*作業の効率アップなどを挙げられた。
また、今後経営指針を創る会に参加しようか悩まれている方に「時間と費用を惜しんではいけない」といわれ、現在指針を作成中の方たちには「100点を目指す必要はない」「もっと自分をオープンに」というメッセージを送られた。
経営指針を創る会でとことんまで悩み、考えられた結果、税理士としてだけではなく経営者としての自覚ができ、今後はできるだけ赤字企業をなくしたいという村山氏の報告でした。
<報告> 例会委員会 ペペネーロイタリア館 木下 陽平