同友会ニュース−活動報告
鳥取支部 10月例会報告のまとめ
自分は何のために働いているのか?
●とき:10月25日(火) ●ところ:とりぎん文化会館
『経営理念でメシが食えるか!?』
<報告者>まほろば税理士法人 副所長 播間 光広 氏
鳥取同友会 米子支部経営指針担当幹事
長男のため、父が創業した税理士事務所に10年前に戻ってこられた播間氏。米子に帰ってはみたけれど、戻ってきた当初は仕事の知識もなく事務所内に自分の居場所がない状態でした。社員とのコミュニケーションもあまり取れず、社内の内部管理ばかりしておられたそうです。 そんな状態の中、相続税などの新しい分野への取り組みにより少しずつ自分の居場所を見つけていかれます。
以前から経営理念の必要性を感じておられ、友人の勧めもあって同友会に入会されます。そして、稲盛氏の本との出会いにより経営と会計の接点を見つけ出され、同友会のミニ大学の講師をしたりすることで経営に関することなどを学んでいかれます。
そして、第5期経営指針を創る会に参加され、自分は何のために働いているのか?と言うことを真剣に考え、自分と向き合い、また社員とも本気で向き合うことで仕事に対する思いを共感できたそうです。そして、“Happy Together”と言うすばらしい経営理念を創られます。しかし、経営指針を創ってはみたけれど、実践できずに1年が過ぎた頃、ビジョナリーカンパニーという本と出会い、「理念の内容より、いかに理念を貫き通しているかのほうが大事である。」と言う一節により経営理念の真髄に気づき、まほナビなどのSWOT分析などを取り入れて本気になって社員とともに理念の実践をされていると言うことでした。
経営理念でメシは食えるか?経営理念だけでメシは食えない。まずはぶれない経営理念を創り、本気になって指針の実践をしていくことでメシは食えるようになるのではないかと言う播間氏の報告でした。
グループ討論では、「良い会社とは?」と言うテーマのもと、良い会社とは何なのか?また、誰にとってよい会社なのかなどとても充実したグループ討論が行われました。
その後の報告者を囲む会では2名のオブザーバーの方が入会をしていただけると言うとてもすばらしい例会となりました。
<報告>ペペネーロ イタリア館 木下 陽平