同友会ニュース−活動報告
倉吉支部準備会 9月例会報告のまとめ
経営指針が、大活躍する!
●とき:9月8日(木) ●ところ:倉吉未来中心 2F セミナールーム7
『全社一丸で不況を乗り越えよう!』
~社員が夢と誇りをもてる企業を目指して ~
<報告者> ㈱フジタ地質 代表取締役 藤田 賢治 氏
岡山同友会 代表理事
創業は昭和43年。家族経営を経て、平成3年、現在の社名、体制に。
社員も11名となり、家族的な組織からきちんとした会社組織にしたいと、友人に勧められ同友会に入会。積極的に、幅広く勉強された。
当時はバブル崩壊後だったが、業績は良かった。ただ、社員から「会社の方針がわからない」という声があがるようになり、平成7年、経営指針成文化に挑戦。しかし成文化した理念はしばらく放ったらかしになる。
そして、平成9年、急激に業績が悪化。その時の処置に対し社員の反発も起き、辞められた社員もあった。理念は依然放ったらかしであった。
そうして、成文化から7年たった平成14年、藤田社長は、経営理念を人間性、社会性、科学性の面から徹底的に見直しされる。
また、平成17年、同友会の役員研修をきっかけに、会社をもっと良くしようと決意。その後、経営指針は、大活躍する。
経営絵指針に刺激された社員が頑張り、売上が目標を上回ったこともあった。社屋建設の際は、銀行からの借り入れがスムーズだったということもあった。さあ、これから!と、社員も増え、損益分岐点も大きく上がった時、あのリーマンショックが起きた。
創業以来の大赤字を出したが、以前と違い、現場スタッフも一丸となり、業績回復に挑んだ。
その後も、経営指針をもとに経営を継続されている。社員の能力アップに取り組み、数々のチャンスをつかんでこられた。近年では最高の経常利益も出され、売り上げもV字回復を果たされた。
最後に、夢と誇りを持てる企業を目指して、安定して業績を伸ばせる会社にしたい、と語られた。
<報告>綜合印刷出版㈱ 植木 仁美
グループ討論テーマ 『夢と誇りを持てる企業にする ために、今できること(すべきこと)は?』