同友会ニュース−活動報告
米子支部 9月例会報告のまとめ
経営指針書は必要不可欠なツールだ!
●とき:9月14日(水) ●ところ:米子コンベンションセンター 第7会議室
『米子から発信できるサービスを目指して!』
~常識にとらわれない新しい挑戦と先を見据えた戦略とは~
<報告者> ティーアンドディー㈲ 代表取締役 錦織 信雄 氏
鳥取同友会米子支部
本日は「デイサービス孫の手」「ホームヘルパー孫の手」等の介護事業所の運営をされておられるティーアンドディー㈲の錦織氏に、じっくりと考えながら飾らず等身大の想いを語って頂きありがとうございました。
「こんなにも頑張っているのに!」と、人のせいにすると自分が苦しくなる。でも、人のせいにせず「常に温和であること、我慢する事」に努め、全てを自分で責任をとるように考えを変えれば自分が一番楽になる。好きなだけでは想いは伝わらない。語るよりももっと聞く力を高めよう、と語られました。
お話を聞かれていて「あるある」と思われた方も多いと思います。「経営指針を作る」というと難しいイメージを持たれる方も居るでしょうが錦織氏は指針は自分には必要不可欠なモノだと断言。
ティーアンドディー㈲では指針の作成に皆で参加され、困った時にはこの指針書を見て再度考えて判断、行動して下さい~と書かれています。「大切だ」と言うだけでは、どういう風に大切なのかが伝わらない。一人よがりな指針では不満が出てしまいます。いけない事はいけない。やらないといけない事はやらないといけない。失敗を責めず、どうやったら改善できるかを考える。…話の節々に「如何に当たり前の事を当たり前に取り組んで皆で出来るようにするか」の姿勢がよく見える気がします。
指針の作成に皆で参加され、困った時にはこの指針書を見て再度考えて判断、行動して下さい~と書かれています。「大切だ」と言うだけでは、どういう風に大切なのかが伝わらない。一人よがりな指針では不満が出てしまいます。いけない事はいけない。やらないといけない事はやらないといけない。失敗を責めず、どうやったら改善できるかを考える。…話の節々に「如何に当たり前の事を当たり前に取り組んで皆で出来るようにするか」の姿勢がよく見える気がします。
現状維持で精一杯な会社が多い中でも、県の高齢者介護業がピーク&バブルであると見て時代の流れを冷静に読み、自社へのフィードバック、レベルアップのために山口の有名施設を何度も視察に訪れる錦織氏。報告でも夢に向かって楽しく仕事ができていると断言。社長は目標に向かって船を出す船頭だとも言われました。
冒頭で会社の名前は友人と自分の名前の頭文字から来ている。そしてお互いの文字に込めた想いがある。信頼の意味の「T」と忠義の意味の「D」だと話されていました。錦織氏の会社はまさしくT&Dそのものだと思いました。
今回の例会では参加メンバーからの質問も多かったのですが綺麗に全ての問いに答えて頂きました。内容の濃く大変気持ちの良い例会だったと思います。
本日は改めて本当にありがとうございました。
<報告>㈲福島商店 福島 正剛
グループ討論テーマ『あなたの会社ではあたり前の事を徹底できていますか?』