同友会ニュース−活動報告
鳥取同友会役員研修会
●とき:9月3日(土)10:00~18:00 ●ところ:倉吉未来中心
【鳥取同友会役員研修会】
<報告者>中小企業家同友会全国協議会 事務局長 松井 清充 氏
東日本大震災の現状と、中同協の取り組み、日本経済の情勢と中小企業の果たすべき役割、同友会の歴史を学ぶ意味、役員の役割は何か等、松井事務局長の報告は多岐にわたり、かつ深い洞察に基づいた、非常に得るものの多い報告であった。
①歴史を学ぶことにより未来が見える、原因のない結果はない、未来を見るために同友会の歴史を学ぶべきであるとの理解を深めることが出来た。また同友会理念を再確認し、以下の学びを得ることが出来た。
・いざという時に一番大切となるのは自社の存在意義である。
・どんな時でも、出来る方法を考える経営者が生き残ってきた、同友会は出来る方法しか考えない。
・労使見解さえ実践できれば会社はうまくいく、しかし本当に実践することは非常に難しい。
・SWOT分析等により、自社分析をとことんまで極めていかなければならない。
・価格決定権をもたない会社は駄目。
・同友会には「はい」と「イエス」の二つの言葉しかない
など。
②役員の大切な役割は、同友会理念を自社で実践して、他の会員の見本となることということを学び、役員それぞれが自社において実践することが大切との認識で一致した。
③地域を創る企業として、自社の存在意義や事業目的を明確にした経営理念をもつことが大切あること、また、自らの地域をとことん見つめなおし、中小企業を取り巻く経営環境を改善すること、そのために中小企業憲章について学ぶ必要があることを学ぶことが出来た。
④同友会理念、役員としての役割についてお互いに意見を交わしあうことで、役員同士の交流を図ることが出来た。
<報告>村山敏隆税理士事務所 村山 敏隆