同友会ニュース−活動報告

第39回中小企業問題全国研究集会に参加して

同友会の全国行事に参加していつも感じるのは、全国の会員からパワーを貰えることです。

        中同協 第39回中小企業問題全国研究集会 in 熊本 報告

●日 時:平成21年2月12日 13:00~2月13日 11:30
●場 所:熊本全日空ホテルニュースカイ
●鳥取同友会参加者 4名(宇佐見明、清水幸憲、大木隆、口田徹)

『火の国で滾(たぎ)る想いに華(はな)咲かせ 光れ!輝け!中小企業 ~地域に根ざし、自然環境と共生する企業経営を~』をスローガンに、第39回中小企業問題全国研究集会(全研)が、火の国・熊本で開催されました。鳥取からの4名を含め、全国から1,175名が参加し学び合いました。
 1日目は、「急激に悪化する経営環境下での経営戦略」「経営指針・人材育成の強化で危機突破を」「地球環境保全と元気な地域づくり」「中小企業の政策課題と憲章・条例の制定促進」の各テーマに合わせた17の分科会と、㈲コッコファームでの見学分科会を含め合計18の分科会の中から希望する分科会に分かれ、午後1時から報告・グループ討論を行いました。

 私が参加したのは第1分科会。「同友会企業のめざす先進性」をテーマに、大学教授から見た、日本の中小企業と同友会の役割とその先進性について学びました。グループ討論では、普段では話す機会のほとんどない他県の会員と討論することができました。地域により現状認識や考え方の違いが若干はあるものの、同友会の基本理念の不変性を学ぶことができました。
 分科会終了後は懇親会が行われ、熊本同友会の素晴らしい演出による熱気に溢れるパーティーで楽しい時間を過ごしました。

 2日目は午前9時から、記念講演が行われ「田舎(ふるさと)を宝に!~21世紀が自然と農業のめぐみを生かした、本当の“人間の世紀”となることを願って~」と題して、㈲コッコファームの代表取締役・松岡義博氏が創業40年の歩みと人生訓を語ってくださいました。
 松岡氏は、400羽の養鶏から始め、試行錯誤の連続で、生産から小売まで一貫して取り組むようになり、現在は10万羽を飼育する企業に成長したこと、これからの地域に元気を取り戻す活動、新たな農業の可能性を静かな口調で熱く語ってくださいました。
 記念講演を聞いて、鳥取も共通する過疎地での農業の可能性、人に来てもらうことの重要性、自然と人間の共生の将来性を学ぶことができました。
 同友会の全国行事に参加していつも感じるのは、全国の会員からパワーを貰えることです。学んだことを実践して、地域に必要とされる企業になり、地域に貢献したいと決意を新たにしました。

                     大木社会保険労務士事務所 大木 隆

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