同友会ニュース−活動報告
鳥取支部準備会12月例会 報告のまとめ
まごころの継承なくして真の事業継承はなし!
●とき:平成20年12月17日(水)18:30 ●ところ:とりぎん文化会館
◎テーマ「(有)田中屋鮮魚店その50年の歴史と人を語る」
~そして未来へ~
<報告者> 田中 耕治氏
(有)田中屋鮮魚店 取締役
(株)ハートピアコーポレーション代表取締役
(島根同友会 例会委員会 副委員長)
田中氏は、昭和50年大学卒業と同時に家業である鮮魚店をやろうと決めその後兄弟3人が事業を拡大していかれます。
創業はご両親で、漁師であったお父様は魚の販売へと転身されトラック1台からの移動販売でスタートされた。
永年の移動販売で行商をつづけ、商売の基礎を築かれます。その根底には「待っているお客様がいるから」という強い信念で日々努力をされていたそうです。
その後、田中氏が家業に就かれたころ事業を展開する上での大きな出会いがあり商売の軸となる鮮魚店のお店を開店し同時に仕出し料理も始められることになります。
鮮魚卸・小売と移動販売・仕出しと3つの柱が出来上がり、兄弟3人が力を合わせ事業の発展に努力をしていかれます。その後仕出し部門は飲食店へと変化して行く事になり、平成7年には生協店舗として出店しそこでの人との出会いから、さらに事業を大きくされる事になります。
それぞれの事業に対して家族・兄弟・親族が協力し助け合いながら色んな問題があっても話し合い解決しておられるとの事。又「組織は人にあり」と若い力を認めて益々発展される会社になるよう頑張っておられます。最後に「まごころを尽くす」人のために何が出来るのかを行動で示して行きたいと報告された。
○グループ討論テーマ「あなたの事業の後継者(継承)について」
グループ2班を組んで討論・発表をしていただいた。
報告:例会グループ 東京印刷㈱ 近藤 康之
鳥取支部準備会12月例会 《感想》
●今までの方々と違う話し、口調が気に入りました。
詩を最後にまとめとして終わられましたが、これも今後、自分でも使用していこうかと思います。
●今日の田中社長の報告では、真心という仕事に対する気持ちのことを勉強させていただきました。 グループ討論では、テーマから少しずれましたが経営に対する大きなヒントを頂きました。
●今日は、田中さんのお話を聞いて、笑顔の大切さ、真心などとても心に残りました。
●発表者の田中社長にお話を聞いていただき、とてもよいアドバイスを頂きました。
これから先の自分の将来について、更にいろいろ考えることができそうです。
●自分の会社のためになるお話をありがとうございました。異業種の方と交流できていいですね。本日は実のあるお話をありがとうございました。
●松江から参加させていただきました。グループ討論でよいお話ができました。
創業者、後継者それぞれの立場で討論を共有できたことが有意義でした。
鳥取支部の充実をお祈りしてます。
●今回はこのような素晴らしい会に参加させて頂きありがとうございました。
いつもは聞かれないようなありがたいお言葉を頂きました。改めて理念を継承していこうと思いました。
補足説明・質問回答中の田中さん