同友会ニュース−活動報告

「中同協・第39回定時総会inかがわ」に参加して

全国の仲間から多くの学びを!

第39回定時総会 川北香川同友会代表理事 中同協第39回定時総会 in かがわ 報告

日 時:平成19年7月5日 13:00~7月6日 12:00
場 所:サンポートホール高松 他
鳥取同友会参加者 3名(宇佐見明代表理事、大木隆副代表理事、口田徹事務局長)

 瀬戸内海が眼前に広がる香川県高松市の「サンポートホール高松」をメイン会場とし、「同友会設立50周年 歴史に学び中小企業新時代の創造へ」をスローガンに第39回定時総会が開催されました。鳥取からは3名が参加し、全国から参加した1,460名の代議員(総会では参加会員は全員が代議員となる)が2日間の熱い討議を行いました。
 1日目は午後1時から、大ホールにおいて全国の代議員が参加して全体会議が行われ、各議案の提案、田山謙堂・中同協顧問による特別報告がありました。
 午後3時より、会場を移し、議案に関連した18の分科会で討議を行いました。
 私が参加したのは第15分科会。「地域際収支の視点で地域経済発展の可能性を探る」をテーマに高知短期大学名誉教授・福田善乙氏の報告を聞きました。地域際収支とは自治体単位で収入・支出関係を示すもので、鳥取県は2000年に1,762億円の赤字だそうです。
 報告の後は勿論グループ討論を行いました。グループ長のご指名を受けていたため緊張しましたが、やはり参加者は同友会理念を共有する仲間。いつもの例会と変わらない雰囲気で討論は盛り上がりました。
 分科会終了後は懇親会が行われ、熱気満載の大パーティーでご馳走をいただきました。
 2日目も朝から前日と同じ分科会でグループ討論を行いました。2日にわたるグループ討論で話された地域経済を発展させるキーワードは「自分の地域を好きになる」「ネーミングを工夫し情熱を持ってアピールする」「始めからダメだと思うと知恵は出ない」「地方は第一次産業に関連させて発展を考える」「地域の特性を生かし、地域が手を結び、地域全体で考える」「小回りの利く仕事の仕方をする」というものでした。
 2日目の最後に再び全体会議が行われ、赤石義博氏から鋤柄修氏へ会長のタスキが渡される歴史的場面を目撃しました。赤石前会長は「同友会は人間が生きざまを求める会である。精根尽き果てて退任したのではないので、生涯現役で頑張っていく。」と力強く挨拶され、場内から惜しみない拍手が送られました。鋤柄新会長は「目的は限りなく追求していくものである。まず今年度は4万名会員達成をやり遂げよう。」と抱負を述べられました。
 同友会の全国行事に参加して感じるのは、同じ理念を共有する全国の仲間との連帯感と精力的に経営をしている各地の会員から学ぶことが非常に多いということです。同友会で学んで実践することにより自社の経営を強じんなものにし、信頼できるパートナーが年に数回は全国行事に喜んで送り出してくれる企業にするぞ!と決意を新たにしました。
                 大木社会保険労務士事務所 所長 大木 隆

赤石会長

鋤柄幹事長

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