同友会ニュース−活動報告

【06.06.29】6月例会報告

6月例会まとめ(報告者:美田 耕一郎氏)

鳥取同友会から初めての報告者ということで、来月7月13日、金沢で開催される第38回定時総会で報告されます美田さんは、会社を起業されて8年目ということで、業界的にはかなり下火のときに会社を始められた。そこで現代表理事米川さんとの出会いがあり、同友会を理解する暇もなく、同友会に参加され、はじめて参加された青森での青全交(青年経営者全国交流会)では赤石会長との出会い、そして、その後、滋賀同友会の経営指針を創る会に参加され、そこで「何のために経営しているのか」と質問されたとき、美田さんはその頃、金を儲けて、勝つために経営しているのだと思われていました。しかし、そこで云われたのが、一人で経営しているのではない。誰もあなたが信じないのではなくて、まわりの方からあなたが信じられていないのではないのか。そこでカッと怒らずにハッとしたと気付かれます。
そして滋賀で言われたのが、「ふつうという観念」ということで、社員はふつう、会社のために一生懸命働くものだという、そういうふつうの観念が自分中心の観念であるというふうに思われていたのが、ここで見直され、又、自分が変わることに気付かれます。人としての基本的な礼儀、躾けということもここで思い出され、無の自分というところに又、気付かれます。
そして、青森から一年後の高知の青全交では人間性の尊重ということで、ネッツトヨタ南国の横田社長からお話をいただき、そこで美田さんの今までちょっとボンヤリとしか見えていなかったところがはっきり見えて、何かハッとするところがあった。
又、目的と目標の違い、目的は追求するもの、目標は達成するものだ。変わる必要性を常に感じながら、自分を思い返したときに、今の自分はいつの間にか目的を追及しなくなっていた。
そして、鳥取に帰られ、経営指針の成文化を受けられた有志を募って鳥取でも成文化セミナーをはじめられました。その成文化セミナーの成文化は、地域発展という目的の為の達成すべき目標であると位置づけ、いろいろな行事に参加され気付かれた中で、経営するということは特定の社会的役割を引き受けること、社会の一部を引き受けることだと気付かれます。
その社会的な責任を全うすることが真の経営の自立した会社ではないでしょうか。
人が、人に変わってほしい、周りが変わってほしいという前に、まず自分が変わらなければいけない。そのためにも気付きが大切なんだ。
真の同友会運動はその気付きの場ではないか。そういう場を同友会運動でたくさん作っていく必要がある。と語る美田さんの熱い思いが伝わる報告でした。
                  ㈲こめや産業 浜田 貴稔

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