同友会ニュース−活動報告
米子支部 12月例会 報告のまとめ
常に自分も成長しなくてはいけない
●とき:12月16日(月)18:30 ●ところ:米子コンベンションセンター
『 私 の 履 歴 書 』
~ 幼少期から現在までの道のり、そして今後の夢 ~
報告:(有)昇和設備 代表取締役 和田憲児 氏
鳥取同友会 鳥取支部会員増強担当理事
幼少期から複雑で問題だらけの家庭環境で育ってきたという和田さん。
小学生で人生初のアルバイト。その後、高校を始業式で中退。早くから自立したいという思いが強く、学業よりも働く事に注力。今思えば当時、自給200円台なんて滅茶苦茶な賃金で働いていたもんだなと自身を振り返ります。
20歳の頃には昼は設備会社、夜は代行で運転業務のダブルワーク。そして設備会社を経営者との考えの違いから退社。兄の薦めから資金繰りに苦しみながらも独立、起業します。経営の勉強をしながら営業も受注も工事も全て自分1人で奮闘。会社の規模は徐々に拡大して職員も増えるも、政局の変化も手伝って公共事業の工事下請けも減るばかり。精神的に厳しかった頃、新規事業への取り組みを通じて渡部代表と出会い同友会へ入会。青年中央会と同友会。少ない人員の中、2つの会での学びと経営を両立出来るのかを悩みます。
学生の頃はお金と楽しさの追及でした。プラスの影響を与えてくれる人との出会いは成長のチャンス。つるむ人が変わると環境も変わります。様々な人との接点。知識、ノウハウの吸収。学びに気付き。会との出会いがなかったら得ることが出来なかった物は多いと言われます。仕事の達成感やお客さんの笑顔を通じて和田さんの経営に対する考え方も変わって行きます。自分が居なくても会社を回していける体制を作らなくては。そのためには社員の意識を変えていかなくては。誰かではなく、まず自分から仕事に責任を持って臨もう。それと自分への投資を惜しんではいけない。必ず未来の自分にリターンがある。そう考えるようになります。最期に第二創業をしたい!と今後の夢を語られました。そんな和田さんは今また新しい事に挑戦しようとしています。周りが成長する中、常に自分も成長しなくてはいけない。止まっては駄目だ。失敗してもいいじゃないか。やっていて楽しくなければならないとも言われました。
今例会のタイトルにあるように、人とのつながりと、まさに人生そのものを和田さんに語って頂きました。過去の経験から常に前へ進むポジティブさと逆境に負けない強さを身に付けた和田さんの今後の活躍が楽しみな報告だったと思います。
報告:例会委員会 (有)福島商店 福島 正剛
グループ討論テーマ:「あなたの人生と経営(仕事)との関わりとは?」
グループ討論では「あなたの人生と経営(仕事)との関わりとは?」をテーマに各グループで盛り上がりました。