同友会ニュース−活動報告

倉吉支部 10月準備例会 報告のまとめ

「この子がいれば、会社はつぶれることはない」

オートセリング㈲ 代表取締役 米田 末美 氏 鳥取同友会副代表理事・鳥取支部長 ●とき:10月10日(水)18:30 ●ところ:倉吉未来中心 セミナールーム7

        『輝く社員がいる会社づくり』~地域と共に歩む~

      報告者:オートセリング㈲ 代表取締役 米田 末美 氏
             
                       鳥取同友会副代表理事・鳥取支部長

 米田さんは、大阪で車販売のメーカーに入社され、整備士を10年、その後、営業に移動。17年経って一人目のお子さんが小学校に上がる前、鳥取のお父様の車の販売会社に戻られます。目指すべき方向性の違いから平成12年独立されます。その年はバブルも弾けきって、不景気の真っただ中。しかも厄年にあたる42歳、回りの人たちはみな今、
なぜ?と。しかし、米田さんの考えは違って、「今がどんぞこなら、
あとは上がるしかない」と。

   その後、関税が下がり、外車販売で年商1億を超えることも経験されます。しかしそれはリーマンショックで景気は低迷します。そんな折、他団体でお世話になった方より同友会へのお誘いがあり、入会されました。
 毎月の例会以外にオリエンテーション・ミニ大学・MC研修等に参加され、世間観が広くなるのを実感されます。
半年間かけて経営指針を成文化する「経営指針を創る会」がある事を知り、成文化すれば会社が大きくなると信じ、参加され成文化されます。そして「労使見解」も勉強され社員は従業員ではなく、パートナーだと気付かれます。

   米田さんのパートナーは入社当時、整備士の資格をもっていない、人とは話がうまくできない整備工の青年でした。整備工のままでは、会社の仕事は成り立たないので、会社から費用を出し、整備士となりました。
 でも、解らないことは一切手を出さない、なぜ?と問うと、失敗して壊してしまうのが怖いと。そこで「壊しても1度目は会社もち。しかし2度目は自分で補てんしろ」とすると、修理の前に写真をとるなど、工夫しなんとかする力を発揮しだします。
そして「この子がいれば、会社はつぶれることはない」と言い切る米田氏。経営者とはパートナーをいかにつくれるかだと。その中の輝く社員が後継者になればよいと。最後に、米田さんの今年の目標は「お客様にとって、私は七福神になれるよう接することをめざしている」と報告されました。

                    倉吉支部準備例会担当:内田 靖子

 

 

 

 

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