同友会ニュース−活動報告

倉吉支部 8月準備例会 報告のまとめ

社長、社員と共に思いを一つに!

植木 仁美氏 綜合印刷出版㈱ 専務取締役 鳥取同友会理事 鳥取支部副支部長 ●とき:2012年8月8日(水) ●ところ:倉吉未来中心 セミナールーム7
 
 植木さんは後継者として綜合印刷出版㈱に入社されました。新社会人として仕事を覚えると共に社長の仕事についても学ばれます。夜遅くまで酒の席に付き合うことが社長の仕事なのか?夢を語ることが仕事なのか?周りの経営者に教わりながら懸命に良い会社にするため努力されます。
 けれどもなかなか社長である父の気持ち考えが理解できず悩み苦しむ日々が続きます。そんな時、同友会に入会され、入会と同時に自社の経営指針を作り社員や社長の前で発表します。 ところが社長も、社員も自分の思いを汲み取ってはくれませんでした。その時社員、社長の会社への思いを置いてきぼりにしてきていたことに気付かれます。

  それから会社が1つの思いを持てるようにと、もう一度今度は社長、社員と共に経営指針を作り上げられました。更に今では経営指針を軸とした経営会議、営業会議はもちろん、社員のやる気や啓発を促すための『一燈賞』や『勝ちグセ研究会』、など独創性のある仕組みづくりを実践されています。

   私は同じ後継者としてスムーズな世代交代は本当に難しいと痛感している経営者の一人ですが本日の植木さんの報告から、会社には2つ、3つとベクトルがあってはいけない。やはり思いは1つにしなければならないと改めて気付かされました。10月に松江市にて開かれます青年経営者全国交流会におかれましても同じように悩まれておられる全国の後継者に勇気と与えてくれるものと信じています。
                報告:例会委員会 ㈱サカモト 坂本 晴信

グループ討論テーマ『自社の事業継承をどう考えていますか?』

  グループ討論テーマ『自社の事業継承をどう考えていますか?』『社員、社長の声を聴いていますか?』で、たくさんの熱い想いの意見が飛び交いました。
●社員として参加された方の意見:自分たちには事業継承に意見を言う権利はない。しかしながら明確な方針は欲しい。特にトラブルが起こったときに困るから。またトラブルが起こったとき社長がどのように考え行動したか、そこを社員は見ています

  ●社員へ事業を継承させることを考えておられる経営者の方の意見:引き継いでもらえるよう良い会社に維持、発展させたい。

  ●これから後継者として事業継承を考えている経営者の方の意見:代々受け継がれてきたものを捨てることが出来ない。けんかするほど話をしている。

 

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