同友会ニュース−活動報告
米子支部 3月例会報告のまとめ
社員は信頼できるパートナーである
●とき:3月16日(金)18:30~21:00 ●ところ:国際ファミリープラザ
『経営指針作成をつうじて』
<報告者> (有)喜多川 専務取締役 水 康徳 氏
鳥取同友会理事 米子支部副支部長
米子市の中心地で当時としては珍しいコーヒー豆の対面販売を行うなど店舗兼住宅の珈琲専門店にて幼いころから珈琲文化に接しながらすごす。東京に進学し卒業後コーヒー会社に就職する。当時はバブル期であり、業界内の動静を約6年間体感することになる。
その後帰省し実家である店舗をH6年に法人化する。米国の視察等を経て、自社の進むべき店舗を確立していきながら順調に事業規模を拡大し多店舗化を進め、地域の巨大GMSストアーへの出店などで成功をおさめ最盛期はスタッフも30名を超え順調に事業も推移していった。
そんな中、店舗の売り上げの伸び悩みや、外部要因にて店舗数の減少などがおき、会社存続のため人員整理に踏み切ることになった。
平成20年に同友会に入会し、当初は積極的ではなかったが研修などを経て役員に就任し、経営指針をつくる会に参加する。軽い気持ちでの参加だったが課題に取り組んでいく中で経営理念とは何かを真剣に学ぶことになります。特に印象的だったのは「社員は信頼できるパートナーである。」というくだりで、人員整理を経験している自身にとっては重い言葉であった。講師団との議論を経て経営指針を成文化。究極の経営判断をされた水氏の体験を自社におきかえ何のために経営しているか学ぶ機会となったのではないでしょうか。
報告:例会委員会 ㈱ノーブルライフ 賀本 裕則
<グループ討論>あなたは究極の経営判断をする際の基準は何ですか?