同友会ニュース−活動報告
鳥取支部 12月例会報告のまとめ
なくてはならない会社をつくろう!!
●とき:12月21日(木)18:30~21:00 ●ところ:とりぎん文化会館
「次代で会社を潰してなるものか!」
~あなたは自分の変革スイッチを押しましたか?~
報告者:有限会社 福島商店 営業課長 福島正剛氏
鳥取同友会 米子支部幹事
福島商店は、漬物・佃煮の製造・販売を行っている会社。創業は大正9年と、90年の歴史がある老舗。そんな福島商店に、福島氏が入社されたのは、体を弱くした母親の代わりに事務職として入社。
同友会には、社長(父)の代わりに入会。入会当初は、ただ聞いているだけだった福島氏だが、委員会活動に参加するようになり、徐々に気づきや学びが深まっていった。
そしてついに2年前、経営指針を創る会に参加。「楽しく造って、食べて美味しい、もう一度食べたくなる味をあなたへ」の理念が生まれた。
そして、さあこれからという時に、長年勤めていた工場長が突然レシピを持ち出し辞めるという事件が起こる。しかも、その後社長、社員が次々怪我で仕事ができなくなる事態に。さらに、クレーム対応に追われる日々にも関わらず、大手スーパーとの取引が始まる。
部門を超えての助け合い、お客様からの励ましの言葉のおかげで、なんとか乗り切ることができ、「次代(自分の代)で会社を潰してなるものか!」という思いが強くなったと語られた。
同友会に入って、さまざまな企業の方の話を聞き、「一人の力には限界がある」「人材育成をしよう」「時間をうまく使おう」「柔軟な発想をしていこう」そして「なくてはならない会社をつくろう」と思うに至った。そのためにも、2012年は、「ヒット商品をつくるぞ!」と、熱く最後を締めくくられました。
グループ討論「経営者にとって、必要な資質とは?」
グループ討論は「経営者にとって、必要な資質は?」をテーマにして、社内外に信用されること、覚悟、決断力、判断力…など、少人数ならではの熱い討論が繰り広げられていた。
報告 例会委員会 綜合印刷出版㈱ 植木 仁美