同友会ニュース−活動報告
米子支部 12月例会報告のまとめ
今、なぜ売れているのかをしっかり見極めながら「なぜ!」を突き詰めて考えてほしい
●とき:12月14日(水) ●ところ:国際ファミリープラザ3F 会議室A
『新しいライフスタイルの提案 それこそが私の生き様!!』
<報告者>ライフスタイルブティック グレースマーケット
代表 木村 葉月 氏
香川同友会高松第6支部・女性委員会委員長
木村氏は、学生時代看護婦をめざしていたが、たまたま見た雑誌で花のアレンジメントと出会い進路を決る。
卒業後、京都の生け花の学校へ通ったり、花屋・造園などで修行し、結婚後回りの後押しなどから、なにも考えずお花屋をオープンする
しかし、お客様の通りがなく他店は撤退していき、まったくうまくいかなかった。そこで、酒販免許をもっていたことを活かして、ワインラベルにお花を合わせてプロデュースしたワインとお花のセット通販をはじめた。当時は、花とワインをネット上で検索している人は1日5人しかおらず、その5人を取り合う商売をしていた。
その頃、同友会と出会い、理念は行けば作れるものだと思い成文化に参加した。
あなたのお花屋に何が出来るのか?どこでもしているのでは?強み・特長が出てこない・・名前もわかりにくい(何屋なの)など、成文化に取り組む中、一人では気づけなかったことが、社員さんといっしょに作り出したことから強みなどが沢山でてきた。
さらに、「元気になるために来ているんだ!」というお客様の声などから、「花と植物を通してお客様を元気にする」という理念が出来上がった。
その後、京都にあるカフェに魅かれ通うようになり、「花と植物を通して新しいライフスタイルを提案します」という理念に変わっていき、提案する通販へと変革しお客様が順調に増えていった。しかし、店舗は、まったくうまくいっていなかった。周りからは、立地がダメだ!移転した方がいい!と言う声に心が揺れまくるが、やはり、ここが大好きだと気づく、さらにいいところが沢山あるのにそれを伝えていなかったことにも気づく。
また母の病気や生け花の恩師との別れなどから、様々な事が本質的なところを感じて好きであったと、そして、ライフスタイルブティックとは、生き様を売ることだと気づき、大人の自由空間をテーマにしたお店作りなど新たな変革へと取り組まれた。
最後に、強みを伸ばして変革しないと失敗するのでは、今、なぜ売れているのかをしっかり見極めながら「なぜ!」を突き詰めて考えてほしいと締めくくられた。とてもこころに響く報告でした。 <報告>ニチラス運輸㈱ 田城 敏史
グループ討論テーマ:「今、自分(会社)にとって、変わるために何が必要なのか?」