同友会ニュース−活動報告
米子支部 8月例会報告のまとめ
下請け要素の強い商品企画会社から脱却し、オリジナル帽子ブランドを!
●とき:8月18日(木) ●ところ:米子コンベンションセンター 第7会議室
『 小さいからこそ出来る 』
~「自社ブランド立ち上げ」と市場創造作戦~
<報告者> (有)ガリュープラネット 代表取締役 中村 好孝氏
大阪府中小企業家同友会 中央南支部 支部長
もともとファッションが好きで大学卒業後にデザイナー専門学校に入学したという経歴の持ち主である中村氏。難しいとされるアパレル業界にあって、アイテムをふやしブランド化するというセオリーに反し帽子に絞り込んだ経営戦略でオリジナルブランド(ガリュープラネット)を確立し現在全国で魅力的な商品を送り出すべく邁進中である。
ファッション業界のサラリーマンから友人との共同経営を経て独立。当初は商品企画会社として仕事も以前の会社から引き継いだ形で順調に思えたが、経営環境の変化から売上が激減。社員の退職や緊急融資などを経て同友会女性部副部長の誘いで同友会に入会する。
経営指針成分化セミナーにて自身のやりたい事、すべき事を徹底的に見つめなおす中で下請け要素の強い商品企画会社から脱却し、自社ブランドを持った帽子アパレル企業に経営戦略の練り直しを行なう。その後意見の違いからデザイナー社員との別離など経てオリジナル帽子ブランド(ガリュープラネット)を確立する。
経営指針作成を通じて経営者として何がしたいのか徹底的に考え抜く必要性と論理的な思考で経営戦略を検討した指針作成の実務効果をシンプルに訴えていく報告であった。グループ討論でも自社の強み(オリジナルブランド)とは何かを徹底的に話し合えた有意義な例会であった。 報告:㈱ノーブルライフ 賀本 裕則
グループ討論『あなたの会社の独自性(オリジナル)とは何ですか?』