同友会ニュース−活動報告

第14回 女性経営者全国交流会 参加報告

      ●日時:2011年6月9日(木)~10日(金) ●会場:ホテルアソシア静岡

                          <報告>  ㈱サカモト 坂本 晴信

 6月9日、10日と静岡県で行われました女性経営者全国交流会に参加しました。
開会式では静岡県知事がとにかく静岡県の観光のPRを一生懸命にされておられました。特に農産物、海産物に関しては日本随一の種類を誇るようでした。
 また、その後の静岡市長の挨拶では、故松下幸之助氏の言葉を引用され、『ありがとうの反対の言葉は?』と参加者に問われました。答えは『当たり前』だった訳ですが、改めて当たり前になっている事柄に対してありがとうと言えていない自分に気づかされました。

   さて、参加した第5分科会では神奈川県同友会の副代表理事をされておられます岡野美紀子さんの報告を聞かせていただきました。この方は当社の取引先であります㈱栄港建設の取締役でありまた私を同友会に導いていただきました恩人でもあります。
 報告では数名の女性設計士とともに立ち上げた別会社で女性の視点で暮らしやすく喜ばれた事例を報告されました。女性ならではの要望に応えることで他社と差別化し顧客を獲得されています。
また、本業の㈱栄港建設では父親である前社長と弟である現社長の間に入り事業承継を取り持ったお話もあり女性的気配りが男性社会に与える影響と役割を感じることが出来ました。普段は男性目線で物事を見ておりますが、行き詰ったり新しい展開を考える時、女性的視点に立ってみるというのも良いかもしれません。
 グループ討論ではグループ長の女性がたくさん意見を述べられていてその他の方があまり意見を言えない環境を作り出しておられたので、自分がグループ長をする際には活発に意見を言える環境を作り出すこと、を強く意識しなければと思いそのためにMC研修などスキルアップに努めている鳥取同友会の方法は理にかなっていると改めて感じました。

   懇親会ではこの度の東日本大震災で非常に多くの被害を受けました福島、岩手、宮城の同友会の代表理事が被害の状況や義援金への感謝を述べられ、復興へ向けて会場みんなの心が1つになりました。特に出来るだけ被災した県の中小企業へ仕事を与えることや一緒になって事業を生み出すことを考えていかなければいけないのだということを学びました。
 次回は沖縄開催ということでした。暑い沖縄で熱い女性経営者の熱い報告があることと思います。

 

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る同友会ニュースのインデックスへ

同友会とは?へ活動内容へ入会案内へ所在地・連絡先へリンク集へ行事予定へ

検索

中小企業家同友会共同求人サイトJobwayへ
中小企業家同友会全国協議会のサイトへ
同友会会員企業検索のページへ
RSS