鳥取支部 ３月例会　報告のまとめ

顧客満足＝顧客感動　顧客参画＝顧客成長

　　　　　　　　　　　　　　　　「広沢母校」

　　　　　　　　～日本一の心温かい自動車学校をめざして～

　　報告者：㈱広沢自動車学校　代表取締役　祖川 康子 氏
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　徳島同友会　徳島支部

　業界の現状としては、免許を取得する年齢層が若く、お客様が減りつつあるが、他社には真似できないサービスでお客様の心をつかみ、増やしているとの事でした。
　事業の引き継ぎを二回したそうです。一回目の引継ぎ。父親の考えは、『社員は言っても分からない。力で押さえつけなければならない』という考えでお互いの思いに相違があったそうです。父が入院した時、一度経営から離れその時から社員の退職者も増え、業績が下がり始めた時。二回目の引継ぎをされます。

　社内改革としては、いろいろなプランを導入し、その時はとにかく業績を上げることを考えていた。との事でした。卒業生との座談会をし、成果主義で入校生は増加するが、社員は不満を持ち出しました。その時、会社で一斉研修を受け社員は、一つにまとまりつつあったとの事でした。
　理念経営としては、社員が自ら考えていく行動、社員が輝く職場を作りたいと考えて、社員の研修・心の教育をし、自分の右腕を得ることが出来たそうです。お客様の喜びを作ろうとイベントを企画したり、卒業セレモニーをしたりする事にお客様から初代営業部隊というものが出来たりして
　　
　　　　　　　　顧客満足＝顧客感動　顧客参画＝顧客成長

と気づき、新理念として広沢母校が出来たそうです。人生観・仕事観としては、決して免許を売っているのではなく、人との心温かいふれあいを通して命の大切さを感じてもらい、優しい心で安全運転するドライバーを育てたい！人との温かい関わりを一番大切にするとうい報告でした。
祖川さんからは、本当の社員・お客様づくりを教えて頂いたような気がします。
　　　　　　　　　　　　　報告：第２例会委員会 Ｂrush Ｕp Ｃompany 大村 和寿