同友会ニュース−活動報告

鳥取支部 12月例会 報告のまとめ

「看板とは“伝えること”である。」

(㈲サイン技研 常務取締役 中尾大介 氏 鳥取同友会 副代表理事 ●とき:12月14日(火)18:30 ●ところ:とりぎん文化会館 第4会議室


            『付加価値をみんなでつくる』

      ~収益が上がらないのは社会へのお役立ちが足らないから~

<報告者> (有)サイン技研 常務取締役 中尾 大介 氏
                             鳥取同友会 副代表理事    
  
 14年前、高校卒業後、父親が経営する看板屋に就職し、いずれ家業を継承するので経営が身につけばと思い同友会に入会されました。そして26歳の若さで鳥取同友会“経営指針を創る会” の第一期生として参加し、経営理念・経営方針・経営計画を作成しました。2年前には、ご自身、社長(父親)、部長の三人で経営理念をつくり直したことにより皆が同じ思いで仕事できるようになり、毎朝朝礼で唱和することで本当に会社らしくなったと実感し始められたそうです。経営方針・経営計画作りでは、経営上の数字が良く分かるようになり、利益の出ないのは何に原因があるのか良く分かるようになって、売価の見直しなど具体的な対策も取れるようになりました。

   一般的に、業績が良くなり忙しく仕事しているとお客様に対する対応が雑になりがちであるが、“心が行き届く仕事をすること”を念頭において対応されています。例えば、メールでお客様の名前をフルネームで書いて、お客様のハートをつかもうとされています。中尾さんの積極的に頑張る姿に社員さんも良い影響を受けて、自然と同じようなことをしていることがあるそうです。
時代が変化していく中、ますます付加価値を高めていくことが求められますが、中尾さんは「看板とは“伝えること”である。」故に、“伝えること”に特化して媒体の変化を生かしながら新たな試みにチャレンジされています。①デジタルサイネージ(テレビモニターのようなものでの広告)の提案 ②メールでの特定顧客への広告 ③デザインの内製化など、これらにより利益率も向上しています。
今後、ますます激動の時代が予想されますが、激動の時代だからこそ変化が多く、逆にチャンスもあるとプラス思考で考えて、新しい付加価値を創造して“環境の変化に影響を受けにくい会社づくり”を目指したいということでした。

 

グループ討論 「付加価値(サービス、魅力)を向上させる仕組みをどうされていますか」

 

 

 

 

 今月のグループ討論は「付加価値(サービス、魅力)を向上させる仕組みをどうされていますか」というテーマで活発な議論が時間一杯に繰り広げられました。付加価値創造は、顧客獲得、市場創造のための最大のテーマであるため参加された方々の様子はいつになく真剣でした。
               報告:例会第2委員会 鳥取紙工㈱ 長谷川 幸紀

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