同友会ニュース−活動報告
米子支部 9月例会報告のまとめ
経営指針を創る会に参加して
●とき:9月16日(水)18:30 ●ところ:国際ファミリープラザ
『経営指針を創る会に参加して』
報告① 田城 敏史 氏
『経営指針を創る会に参加して
<報告者>ニチラス運輸株式会社 取締役 田城 敏史氏
米子支部副支部長
二代目後継者として入社し、先輩社員との衝突を繰り返す日々、相手が悪いと思いながらも何かおかしいと疑問を持つ。社内に和の空気が欲しいと思いつつ、自分が変われない。夫人との出会いで後継者への不安と恐怖が猛烈に襲う。
どうして良いかまったく分からず、ホームページで鳥取同友会に出会い、飛び込む。岡山同友会第24期経営指針成文化研修会に参加、自分を追い込み何かを掴みたい思いに講師団が徹底した追求で対応、「何のために働くのか?」「経営者の責任を持った言葉を発信していますか?」「運輸と運送の違いは?」考えを深めて行くうちに自分が変わったことに気づく。社員からは「社員同士の空気が良い」「働きやすい」との声が返ってきた。最重要したいのは「皆で協力し教え合う」こと。「全ての乗務員が自社の売り」と名刺の裏に社員の顔を印刷し、会社を良くするために今後も指針を作り続けて行く。
報告② 渡部 正人 氏
『経営指針を創る会に参加して
<報告者>㈱Mnet Corporation 代表取締役 渡部 正人氏
鳥取同友会副代表理事・米子支部支部長
わずか1年半に5教室を開校するが、2教室が赤字続き、社員は撤退を要求するが、「地域学力アップと雇用確保のために存続させたい」と粘り、別会社で存続を決断。成長(規模拡大)を追いかける経営で、発展(質的充実)を目指す経営でなかった。
鳥取同友会に入会し人間尊重経営、地域貢献を深める。経営者には耳障りな発言の多い社員に閉口するが、数字の結果にこだわり実行力を評価し傾聴に努める内に彼の文句が提案に変わり現在は経営幹部に。経営指針書を見よう見まねでつくり、各教室長経営方針、月次経営計画書・決算報告へ進展して行った。岡山同友会第24期経営指針成文化研修会に参加、一つ一つの言葉の重みに気づく。
「社長として、熱い思い・心でスタッフと共に夢を持ち続け、緻密な計算・頭でスタッフと共に安心を持ち続けたい!」「行動こそ真実!」と理念のみ経営から経営計画に基づく実践経営に進化する。
グループ討論テーマ「あなたにとってリーダーシップとは?」
グループ討論のテーマは「あなたにとってリーダーシップとは?」
人を動かす能力、人を認める能力、コミュニケーション能力、動機づけ成果を出す能力、目標を明確にし社員の不安を取る、和をつくる、人間力…
従来のオレについて来い型から社員と共に型のリーダーシップが語り合われました。
報告:例会第1委員会 美保テクノス㈱ 清水 勉