同友会ニュース−活動報告
鳥取支部準備会 1月新春例会 報告のまとめ
同友会と知りあえた事で自分を変えられた
テーマ「経営者だったら、やらなイカン!」
~血と汗と涙を流して掴んだ覚悟と自信~
報告者:㈱ビルド 常務取締役 吉田 尚樹 氏 香川同友会理事
親の経営している建築会社の2代目にすんなりなれると思っていたぼんくらな2代目息子と自分の事を話しだされました。ゼネコンといわれる会社で働き、現場監督を経験し、親の会社に入社しても自分の居場所がないことに気付き、従業員からは馬鹿にされつづけた。
そのころ、吉田さんは同友会と知りあえた事が自分を変えられた要因だといいます。1番に今までの自分の考えに疑問を持つようになりました。同友会には何を持っていけばよいのですかと尋ねたところ、「裸でいいから来い」と言われ、ビックリ(すると共に感激)。同友会は自分の愚痴を聞いてくれる所であり、いろいろ相談できるところだといいます。
同友会に入り、いろいろな会に参加したところ、経営指針を作成していないのは周りの中でただ自分だけと聞き、再度ビックリしたといいます。
経営指針作成に努力する中、社長から「経営指針で飯が食べれるか」と一喝されました。しかし、自分の考えを貫き通し、勉強し続けたことがこれから起きたリーマンショック時に他の会社より強い経営が出来たといわれます。
また、社員のことを本気で考え(自分なりに)社員に本気で話し合う自分に変えれたことにより、社員はイキイキ、楽しく、他の人のことも考え、仕事をしてくれていると話します。
今後の目標として「自然のエネルギーを利用した地熱の家を作り、地域への貢献」とも言われます。
最後に「社員は最大のパートナーである」と痛感しましたと締めくくりました。
私も自分自身をどう変えられるか、今後も取組んでいこうと思います。
本当によいお話有難うございました。
グループ討論のテーマ「経営者の責任とは何であるべきか」をみんなで考え4グループが発表しました。
例会グループ 米田 末美