同友会ニュース−活動報告

鳥取支部準備会 12月例会 報告のまとめ

夢を達成することが仕事なら、働きがいにつながる

㈲中井レストラン企画 代表取締役 中井 深 氏 大阪同友会中央北支部 ●とき:12月16日(水)18:30~21:00 ●ところ:とりぎん文化会館 

       『「ドルフィンズの夢」本当に願えば叶うのか?
                 飲食バカが闘いぬいた9年間の軌跡』

<報告者> ㈲中井レストラン企画 代表取締役 中井 深 氏
                              大阪同友会 中央北支部

 ベルギービールの旨さ、奥深さに魅せられて、約10年前から専門店を展開。順調に顧客は獲得していくが、社員が次々に辞めていく。会社に魅力が無いのが原因かと、同友会に入会し、経営指針セミナーを受講。社員を交えて経営指針書づくりに取り組み、新年会にて取引先や社員に発表される。

   しかし、その後、「僕らは、社長の夢のために働いているんですか?」と社員に言われ、社員と夢や達成感を共にしたくて作成した経営指針書だったはずなのに、形をつくることにこだわって、共有できていなかったことに気づかれる。試行錯誤しながら、経営指針書を運用して会社を良くしていこうとされるものの、今度は、「経営指針書があるから辞めたいんです!」という社員が現れた。

   それでも、中井氏はあきらめず試行錯誤。合同企業説明会、経営計画会議、年に2回の社員との面談(一人あたり1~2時間!)、新店プロジェクト会議、ベル研(ベルギーへの研修旅行)などを通じ、ドルフィンズらしさとは?わが社の・自分の5年後の夢・目標は?理想の社員像は?…思い・意見を交換していくにつれ、みんなの思い・ビジョン・方向性が固まってきた。
 社長と社員の夢は、なかなか同一にはならない。しかし、お互いの夢の交わった所を目指していけば、夢や達成感を共有できる。夢を達成することが仕事なら、働きがいにつながる。社員と「やったー!」となるにはどうしたら良いか、もっともっと突き詰めていきたい、と語られた。

 

グループ討論

   グループ討論では、「どのように共に学び共に育つ社風をつくるか」について、以下の3つのポイントをおさえながら、討論してもらった。
①現状(良い所、課題)
②目標・夢(今後どのようになったら良いと考えるか)
③取り組み(夢・目標に近づく・実現するために、今取り組んでいること、取り組まなければならないことは何か?)
  また、参考資料として「企業変革支援プログラム」から一部抜粋して配布。

              報告: 例会グループ 綜合印刷出版㈱ 植木 仁美

 

 補足説明中の中井さん

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