同友会ニュース−活動報告

鳥取支部準備会9月例会 報告のまとめ

報告者:総合印刷出版㈱ 代表取締役 植木 聡氏と㈱サカモト 専務取締役 坂本 晴信氏(鳥取同友会理事) ●とき:平成21年9月18日(金)18:30~21:00 
●ところ:とりぎん文化会館2階 第4会議室

              『経営指針を創る会に参加して』

<報告者>■綜合印刷出版㈱ 代表取締役 植木 聡氏 鳥取同友会

        ■㈱サカモト 専務取締役 坂本 晴信氏 鳥取同友会 理事  

鳥取9月例会も「第5期経営指針を創る会」を修了された綜合印刷出版㈱ 代表取締役 植木 聡氏と㈱サカモト 専務取締役 坂本 晴信氏に経営指針にかける思いを報告いただきました。

植木氏の報告

総合印刷出版㈱ 代表取締役 植木 聡氏  
約2年前、友人2人から同友会を進められるも、後継者である娘に適当にあしらう様、指示をする。しかし、同友会に入会、惚れ込む娘。次第に例会に誘われ、社長自身参加するようになる。最初は報告者の話を聞くのみで帰っていたが、グループ討論に参加後、徐々に討論の意義を感じ始め、討論にも参加したい、囲む会にも参加したいと思うようになったという経緯を話された。
 そのうちに、経営指針を創る会に参加するよう娘から言われ、内心「何故この私が、今更セミナーに参加せねばならないのか」という気持ちでいっぱいだったと告白された。
 しかし、参加して講師陣から色々な質問を投げかけられる中で、いかに自分が傲慢で素直でなかったかを痛感。社員をベストパートナーにできなければ(と思えなければ)会社の明るい未来はないと気づき、今度、社員の意見を聞く機会を社長就任後初めて持つことを発表された。

 

 

坂本氏の報告

   以前、他団体の経営指針書作成セミナーに参加され、これなら自分でもできる、と思ったものの、実践しないまま時が経ち、このままではいけないと、参加決意をされた。
 受講中、とある社員から「会社を辞めたい」という話があった。そこで、創りかけの経営指針書を見せたところ、熱い議論になる。結果、社員との絆は深まったというエピソードを話された。
 この度、経営指針書をほぼご自身のみで作成されたが、今後社員も交えて深めていきたいと決意表明された。
 また、講師陣の多角的な質問・意見により、様々な気づきがあったことも報告された。


<グループ討論>
 「経営指針によって自社をどう変えますか?」
 企業・経営指針の存在意義、社員の働きがい等、多岐に渡り議論されたようでした。

                 報告:例会グループ 綜合印刷出版㈱ 植木 仁美

 

9月例会参加者の感想

  ■オブザーバー 
               
●経営指針の大切さ(柱があること)が理解できました。
                                          
●経営指針の重要性を確認いたしました。自分自身がぶれないように、指針が必要と感じました。
                              
●非常に参考になるご意見、アドバイスを頂けました。
                       
●経営指針というものが、いかに重要かということを思い知らされた。何があってもぶれない。出来れば社員と一緒に理念を話し合うのがよい。社員にも夢と責任を持たせることが出来る。経営に対して覚悟をし、くじけずにやっていける。       

●大変真摯に経営について勉強されている会に感銘を受けました。
 経営指針という本質的なテーマで、とても参考になりました。ありがとうございました。

  ●今まで、経営指針というものを意識したことはありませんでしたが、今回、経営指針という考えを聞いて、はっと気付くものがありました。
 これまで事務所、特に弁護士と事務員との共有するものが少なく、風通しは良くなかったのではと思いました。コミュニケーションを改善することでより良い事務所になると思います。私は中間管理職のような立場なので、所長と事務員との橋渡しになればと思いました。今日はとても勉強になりました。
                          
●経営者として作成する経営指針について、お二人の具体的な事例とグループ討論により、そのあり方が理解できた。職業柄、こういったテーマで考えることがないため、経営者の方の悩みや解決方法を考えたり、話し合うことは大変有意義でした。
 貴重なご意見を伺うことのできる会に参加させて頂きありがとうございました。
                        
●坂本さんのお話の中には共感することが多くあり、パターンは違っても同じようなことを考えられているんだなと思いました。
 大きなテーマでの討論だったので、皆、理想論になったのではないかと思いました。
 現場・会社での経験の討論になったらもっと得るものがあったように思います。
                              
●経営指針を聞いて、世の中もアナログ社会からデジタル社会になったなぁーと感じた。
 又、同友会の発表を聞く度に、皆さんから“社員はベストパートナー”だと意識が変わっていることを感じた。

●植木さんと坂本さんのお話を聞き、社員がベストパートナーであるという考えが必要だと気付きました。
 私自身、前回の報告で掃除の話があり、お盆前に社員と共に掃除をしました。社員と共に労働すると確かに一体感が生まれ、意見も通りやすくなったと思います。
 とても経営に役立つ中小企業家同友会への入会を検討しています。

  ■会員

●夢を持つこと。社員に経営参画して貰って、社員と経営者はベストパートナーとして会社を運営する。        
                                     
●経営指針の大事さが少し理解できました。
                             
●経営に関し、細やかな事の話が出来てよかったです。 

●前回来れなかったのですが、今回来たら人数が増え、例会らしくなり皆さんの意見も聞け、とても勉強になりました。しかし、今回のテーマは難しく答えが出ませんでした。
 又、勉強します。
                       
●司会は、グループ長、発表者とも全然違うんですね!!テーマ決めは今後の課題です。
みんなが深めやすいテーマを決められるように精進していきます。
                           
●お二人さん、本当にご苦労様でした。大変わかりやすく聞かせて頂きました。
 自分なりに答えを出しました。最後は、自分が変わることで今までの考えを省みて、どうだったか、社員には、地域には、他社、同業者、協力会社には。
 これからはみんなパートナーとなって頂けるように頑張ります。

  ●経営指針を作ることにより、経営者が覚悟を決め、従業員がモチベーションを上げ、皆で頑張る、いい会社にする。
 
●植木さんの素直に変わっていく姿に感動しました。
 坂本さんの指針発表の力強さに期待出来ると思いました。 
 グループ討論では参加者の皆さんがそれぞれに課題を話されて、社員と一緒に経営指針を創って、問題解決をして貰いたいと思いました。
                       

報告者の感想

●今月の例会で報告者の一人とさせて戴きました。成文化セミナーで学んだこと、そこからスタートした思い、考えを整理することが出来ました。改めて勉強させて頂きました。
 当社を魅力的な企業とする道が見えてきたように思います。
本当にありがとうございました。
                           綜合印刷出版㈱ 植木 聡

●良い勉強になりました。今後も恥をかきながら場慣れしていきたいと思います。
                            ㈱サカモト 坂本 晴信
 

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