同友会ニュース−活動報告
鳥取支部準備会 8月例会 報告のまとめ
<第5期経営指針を創る会 修了証書授与式>
8月例会に先立ち、この度終了した「第5期経営指針を創る会」の修了証書書授与式が行われ、鳥取から参加された綜合印刷出版㈱ 代表取締役 植木 聡氏、㈱サカモト 専務取締役 坂本 晴信氏のお二人に宇佐見代表理事より修了証書が手渡されました。お二人には9月例会で報告して頂きます。
何よりも人の和、そして、お客様を大切に
鳥取支部準備会8月例会
とき:平成21年8月22日(木)18:30~21:00
ところ:とりぎん文化会館2階 第4会議室
テーマ「天の時・地の利・人の和」
~賢いもの、強いものが生き残るのではない。
変化に対応するものが生き残る~(ダーウイン)
報告者:㈱石橋 代表取締役 石橋 幸四郎氏 和歌山同友会代表理事
「ガソリンスタンドの経営は薄利多売で頑張るしかない」と言われる石橋氏。
1994年にプライベートブランド化に取り組まれました。取組に際して石油組合を脱退し、今までタブーであったガソリン価格の表示をされ、セルフサービスのスタンドを立ち上げました。
しかし、不安もありました。メーカーや石油組合からの妨害行為や干渉が予想されたからです。しかし、「熱い思いで書いたA4一枚の経営指針がその源に」を思い、信念をもって業界のシガラミを破り、お客様の喜ばれる事を実行すると決意します。「必ずつらぬき通す」と言い社員一人一人が力を合わせて「何よりもお客様を大事にする事」が唯一勝利への道ですと話されました。
「天の時、地の利、人の和」3つとも大切だが、一番は人の和が大切と信じて疑わずまっすぐ前に進むだけと報告されました。私も結果を恐れずつらぬき通す気持ちを大事にして頑張っていくことにします。
グループ討論のテーマ「時代の変化に自社はどう対応されていますか」について、今、景気は冷えている中、各グループとも真剣に話し合いました。
例会グループ オートセリング㈲ 米田 末美
<参加者の感想>
■オブザーバー
●時代を読む。消費者(社会)に支持される行動を。社員と志を一つにして行えば道は開ける。
●毎回、活発な話が出来て参考になります。
●時代の変化について、皆様と話し合い、常に自分自身変化しながら日々活動が必要と感じました。
●天の時・地の利・人の和を一本の串刺しに見立てたことに感動しました。
■会員
●前向きな報告で勇気をもらいました。「人の和」をもっと考えてみたいと思
いました。
●時代の変化に対応するには、今、どんなチャンスが見えているか。
それに対して、どうチャレンジしているかが大切だと感じました。
●「天の時・地の利・人の和」「変化に対応するものが生き残る」(ダーウィン)のチラシに
心がピンと反応して、鳥取までやってきました。石橋さんの先を読んで対応を考えられている姿を見て、とても参考になりました。
●いかなる企業も厳しい経営環境の中から新しいもの・考え方が生まれる事を実感しました。
●“正しい”ことをやろうとすると、“つぶれやすい”ことが多いが、そこへチャレンジする勇気が必要。そのための経営理念(指針)作成が経営者の覚悟ではないだろうか。
グループ討論では、「人を大事にする経営」こそが時代の変化に対応することではないか。自己実現を社員の目標にすべく経営を頑張る。
●会社を変える時は、強い信念を持って切るべきものは思い切って捨て、その後に必要なものを付け加えることが大切であるというお話が心に残りました。そして、背水の陣で臨むことが成功につながると思いました。
■ゲスト
●同友会に入っていてよかった。女性部の委員長でよかった。青森の全国大会に参加してよかった。みゆきちゃん、宇佐見代表理事にめぐり会えてよかった。
自慢の和歌山同友会の石橋代表理事を「ホコリ」に思います。
アクション、トライ、失敗してもあきらめない、迷っていたこと、苦しんでいたこと、オープンになることで道が開ける。そんなことを気付きました。
今まで正しいと信じきっていたことがそうでなかったり、その反対であったり、今夜、鳥取に来なければ、将来の自分は貧しい人生を送るだろうと・・・・。
●新しい支部を立ち上げる時の皆様のエネルギーを期待いたします。
私共も和歌山で頑張って参りますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
以上