同友会ニュース−活動報告
第5期経営指針を創る会 第4講が開講しました
会社の進むべき方向、社員さんとどう関わっていくのかを再確認した第4講でした
●日時:21年7月25日(土)10:00~18:30 ●会場:同友会会議室
第5期経営指針を創る会 第4講開催
第4講では、3講で検討した方針に基づき計画を立てました。
経営方針にたいして計画はどうあるべきか?わが社の進むべき基本的方向と目標は?
3カ年計画は?など経営理念に立ち返り様々な視点から自社を客観的に見直し、ブレがないか検討する事で考え方の軸を定まっていくようでした。
講師として奥長弘三氏にお越し頂き「講義 経営指針を社内で実践する」をお話しいただきました。よくできた理念が必要なわけではなく、一日も早く社内で実践し、社内のみんなで創っていくことが大切であるということをあらためて気づかせてもらいました。
とうとう第5期経営指針を創る会も第4講を終え、経営指針書にまとめるという大変な宿題と第5講の発表を残すのみとなりました。
ご自身が惚れ込むような経営理念を創ってもらいたい気持ちでいっぱいです。第5講は会員のみなさんに参加してもらえる発表会を計画します。
<報告>経営指針グループ ㈲サイン技研 中尾 大介
第4講を修了しての感想
■受講生
◉方針を定めるに当たり、いろいろ考えてみて計画性がなされていないことを感じた。
何をすべきかがまた分からなくなった。今までの目標がいかに漠然としていたかがよくわかった。つまり、目先のことばかりにとらわれていたのだと思います。
ワクワクするような目線を社員と共に作ろうと思います。経営指針書が出来上がるのがかなり不安で、でも楽しみです。
わかりやすくを考えながら作ろうと思います。本日もありがとうございました。
◉第4講の宿題をしている頃から、自分がこの会社でこういう方向に向かって行きたいんだというのが明確になってきた気がします。
第3講でも4講でもでしたが、自社を見直す機会が何度も何度もあり、自分たちがどこにいるのかという事を見直す良い機会を与えていただきました。
経営指針書を作成し、広めてよい会社にしていきたいと思います。
◉今回の修正経営理念は言葉少なく、わかりやすくにチャレンジしたのですが、まだ用語が硬いという意見。
またまた、自分自身の固定観念にとらわれていたことを実感しました。
最後の一回、「まだ見ぬお客様」のために、まほろば理念を伝えたいと思います。
ありがとうございました。
◉第4講のレポート内容はある程度自信がありました。しかし、現実はマダマダ、
道半ばと気付かされました。井の中の蛙でした。
社長が生長せねば企業発展は無いと考えます。今年の夏は人生で一番暑い夏になりそうです。中小企業家同友会に会えたことに感謝します。
■講師団
◉今日一日(第4講)を通して、自分の意志の弱さや行動の無さを改めて痛感。
もっと貫かねば!!
◉実践をどんどんしていかないといけないと改めて感じました。
第1講から第4講までは前回の第4期より、講師団の皆さんの迫力が凄いので今後が楽しみです。
◉本日も経営指針を創る会に参加させていただきありがとうございます。
一年ぶりに奥長先生のお話もうかがえ、改めて“経営理念”をどうやって社内に浸透させるかという想いと実行が現在弱いと反省させられました。
受講生の方々にも苦言を発した分、尚一層の経営理念の実現とそのための戦略の見直しを行いたいと思います。
◉受講生の皆さんが苦労して課題を書き上げておられ感心します。ご苦労様です。
少し残念なのは、自社の現状分析、特に強みについての記入に何かしら、弱さというかマイナス志向ではないかなぁ、もったいないなぁ、を感じる方もいらっしゃいました。さらに4人とも、人間性への記述が弱く感じます。常に上から社員を見ている印象を受けました。
現在の経済状況はきわめて厳しく、その中で敢えて<夢>を語り、<理念>を特に社員さんにわかりやすい言葉で成文化していく作業をよくしておられると思います。どう生きたいか、どう経営したいかという方向性や目標をつかんでいかれたでしょうか。
本日の各人の説明で、なるほどこのように考えて、こういう風に文章化されたんだということが私はわかったように感じました。
ですから、文章に書くことは難しいという事だと思います。特にわかりやすい表現について、いっぱい悩まれることと思いますが頑張ってやり抜いてください。
私は、講師団の一員としては全く力不足ですが、改めて学ばせて頂き、あーそうだったと自分の成文化の時が頭をよぎり、じゃあ、また頑張らなくてはと感じさせていただきました。
◉奥長先生、講師団の方々、受講生の皆さん、本当にありがとうございました。
私自身、経営理念を作成して1年近く経ち、全社員に発表して経営指針書を配ったものの、その後、どう変わったかというとむしろ会社の業績は悪化する一方。
理念の共有化なんて全く進んでいない状況です。
こうして学ばせて頂きながら、改めて理念の共有化を図っていこうと思います。
又、一度作った理念に対するこだわりがありましたが、こだわることなくメンバーと真に共有できる理念、方針を作っていこうと思います。ありがとうございました。
■奥長先生から
◉4人の受講生それぞれが自社の分析をした上で、経営理念に基づく方針を確立しようと努力している姿勢が印象的でした。
ここまで来るまでの講師団の方々のご努力に敬意を表します。
講義の中でもふれたそれぞれの会社に適した方針を、集団の知恵で考えていくことは今後ますます重要になることでしょう。