同友会ニュース−活動報告

3月例会・報告のまとめ

あなたの会社に中間エンジンはありますか?

美保テクノス㈱執行役員 設計室長 清水 勉氏 3月例会報告まとめ
               
          「経営者と社員の中間エンジンを目指して」       
                           
               <報告者>  美保テクノス株式会社
                         執行役員設計室長 清水 勉氏
                                   鳥取同友会理事

 経営者や経営者の家族ではない社員として、いままでの報告者とは違った視点による報告でした。
 約30年前、設計施工美保土建(株)に、社員100名中2名の設計士として入社。お客様のために会社が不利になることを言うなど会社の他部門スタッフとは闘ってきた。また、職人気質のため、設計室スタッフとも協力体制なしであったし、自分自身も協力することが苦手であった。
 ある日、社長から「施工管理が悪くクレームがあったが、それもお客様の窓口である設計士の責任である」と言われ、悩んだ挙句、同友会に入会。同友会では、部下や他の部門長とのコミュニケーションのとり方など「人間性」の重要さ、地域社会における企業の責任など「社会性」を学ぶ。
 昨年、さらに学ぶ為、経営指針を創る会に参加。はじめは設計室の経営指針を作ろうとしたが、講師陣の勧めもあり、会社のものを作ることになる。経営指針を作る際に必要なファクターのひとつ、「人間性」を考える上で、「相手の理解・尊重につとめると相手に助けてもらえる」、「闘って作る商品より、協力して作る商品のほうがいいものができる」、「部下に聞いてもらえる⇒部下に話してもらえる経営者になるべきである」等多くのことを学んだ。
 いろいろと学ばせていただいた尊敬する社長と、130名(グループ450名)もの社員との「いい思い出」と「 信頼関係」を作り、強くて早く、上質で余裕のある組織力を発揮する、そんな中間エンジンになりたい、との報告でした。
グループ討議テーマは「あなたの会社に中間エンジンはありますか?」でした。自分がそうである、そうなるべきだと言う力強い意見を多くいただきました。
         例会担当グループ ㈱MnetCorporation 渡部 正人

3月例会・報告中の清水氏

報告を聴き入る参加者の皆さん

清水さんの報告を受けて、グループ討論は「あなたの会社に中間エンジンはありますか?」のテーマで熱く語り合いました。

 

 

 

 

清水氏から補足説明と質問に対する回答をいただきました

 

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