同友会ニュース−活動報告
鳥取支部準備会12月例会 報告のまとめ
何のために経営しているのか。経営指針づくりの中で「社員の数だけ可能性が拡がる」と気づく
鳥取支部準備会12月例会 報告のまとめ
◎テーマ「何のために経営しているのかを問い続けて」
~自社事業で生き抜こうとする4代目の挑戦~
報告者:(株)奥野組 代表取締役 奥野 一三 氏(岡山同友会理事)
・4代目の社長として父親から受け継ぎ、土木工事業界の取り巻く厳しい環境のもと見通しも たたず不安な毎日が続いていた。会社を変えようと新規事業に手をだされますが社員さんの ひややかな反応に思い知らされ挫折されます。
・会社の改革に目を向け、経費削減など色々着手されますがマイナス志向の方へと気持ちは落 ち込み、病気も重なり、あらためて「何のために生きているのか」「経営しているのか」と自 問自答していた頃に同友会に誘われ経営指針セミナーに参加され、気持ちの持ち方を変えれ るようになり同友会に深く関わっていかれます。
・成文化研修会で「何のために経営しているのか」を考えた時、何も考え付かなく会社をまっ たく理解していなかった自分に気が付かれます。
・「自社の特徴は何なのか」を考え、社員さんにどうしたら自分の気持ちが伝わるのか工夫さ れるようになり「今あるものの大切さ」「持っていることへの感謝」など、会社・社員さん を十分に生かすことが大切と考えておられます。
・会社あげてのボランティア活動に参加して今まで感じていなかった色んな事に気づき、社員 の輪がまとまりはじめた。
・今後は若手の採用・育成が大切だと感じられ、社員が自主的に行動できる場を増やす努力が 必要だと報告されました。
鳥取支部設立準備会 東京印刷㈱ 近藤 康之
例会報告中の奥野社長
グループ討論テーマ「自社事業の可能性について考えていますか?」について討論中の参加者
グループ討論の発表