「一般社員研修」の報告

あなたにとって幸せとは・・・・・

鳥取県中小企業家同友会『一般社員研修』報告
開催日　平成18年12月６日（水）10:00～16:30
場　所　米子食品会館２Ｆ会議室
参加者　会員企業７社の社員10名(男性8名、女性2名)
講　師　蓮見 成男氏（中小企業家同友会全国協議会事務局長）

　人間は幸せになるために生きる。幸せは、他者、地域、社会のために働き、生きることで実感することができる。自分を成長させる働き方、お客様を幸せにする働き方、地域を豊かにする働き方について共に学んで、共に考えました。
　研修は、参加者が２グループに分かれ、自己紹介を兼ねたグループ討論から始まりました。仕事紹介、会社紹介、私の生きがい・働きがいというテーマも交えて討論し、討論内容の発表を行いました。
　次に、蓮見氏による以下のような内容の講演を行いました。
　(1)どういう時代に生きているのか考えてみよう（食糧問題、環境問題、市場原理万能の流れ、地域のこと、人間および人間関係の破壊）
　(2)働くことを好きになろう
　(3)経営理念をよく理解して働き方の中に生かそう
　(4)コミュニケーションを豊かに
　(5)学ぶことで人間らしく生きよう～学習権ということ
　蓮見氏の講演を受けて再びグループ討論。テーマは「時代をどう見るか、どう時代(社会)をつくるか、どういう地域をつくるか」「経営理念は貴方の働き方の中で生きていますか」「貴方にとって幸せ、幸せな生き方とは」というもので、参加者の方々は真剣に、熱心に討論を行い、討論内容の発表を行いました。

【参加者の感想】
●鳥取県の「地域際収支」が1,000億円の赤字であるという話に驚き、地域を活性化させるためにも地元で消費したいと思います。
●働くということは自分のためだけではなく、お客様から社会全体につながっていることを知りました。
●人の役に立ち、人に喜んでもらえて、人に必要とされるような人間になりたい！
●グループ討論の時間が長くあり、良かったです。
●経営理念が大切であることが分かりました。

会員共育担当グループ長　
　　　　　　　　　　大木社会保険労務士事務所　大木　隆