同友会ニュース−活動報告
【06.07.24】7月例会 報告のまとめ
本音の語り合いが自分を変えた・・・・・
7月18日に香川県ケアマネジメントセンター(株)の林 哲也社長を迎え「経営者同士の本音の語り合いが自分を変えた」と題して、報告を聞いた。自ら転職組と言われる林社長は、ある会社に10年間営業マンとして勤務し、週に4日は会社に寝泊りするぐらいの猛烈社員であったが、わけあって退社、その後2ケ月ぐらい引きこもり状態になられたとのこと、そういう中で前の会社の取引先の税理士から自分の会社に来ないかとの話があり入社され、そこで経験を積まれ、11年前に合同経営を開業、その1年後に同友会に入会された。はじめは、同友会を異業種交流会の場と思い、会費分は営業をしようと思っていたが、例会でのある社長との語り合いで、同友会は学びあう場であると位置づけることが出来るようになった。また、別の先輩社長からは、やり手の社員が「やめたい」と言ってきて悩まれた体験話を聞き、その対処の仕方などから社員は志を実現するための仲間であると悟り、これが共通の「志経営」への開眼となったとのことであった。まさに、同友会の会員同士の本音の語り合いの中で自分は変わっていったと語られ、それができる同友会はとっても良い会と思っているとのことであった。
そして、「幸せアンケート」という社員に対するアンケートを実行していると発表された。それは、社長しか見ないアンケートで「当社の仕事をして一番よかった、うれしかった、幸せに感じたことは何ですか。」という問いと「当社の仕事をして一番つらかった、悲しかったことは何ですか。」との2つの問いのアンケートで、経営指針作成にも役立っていると発表された。その話を受けてのグループ討議が「本音の語り合いしてますか。」というテーマで行われ、各グループの代表が発表された。各グループから色々な意見が出たが、「本音の語り合いは人間同士必要なものであり、会員同士の語り合いでも、社長と社員との関係の語り合いでも本音の話し合いのできる環境をつくっていくことが重要である。」との意見に集約され、豪雨の日ではあったが、熱気のある例会となった。
例会担当グループ 田中興産㈲ 田中 弘之