同友会ニュース−活動報告

米子支部青年部合同大例会 報告のまとめ

上司との出会いで自分が変わるきっかけになった

            ●とき:7月15日(火) ●ところ:大力家族亭

          『唯の大冒険!教科書島からの脱出大作戦』

      ~みんなの本気と本音で若き経営者を悩みから救い出せ!~

 報告者:有限会社 新生ケア・サービス 経営企画部 部長補佐 生島 唯
                               鳥取県同友会米子支部

 受験失敗から改めて看護師を志すこととなった生島氏は、大学へ進まれ、学生時代を謳歌しておられた。卒業後、ネームバリューだけの理由で某大病院へと就職される。
 しかし、そこでの経験は、壮絶なものであった。心と体のバランスを失い、失意の状態で退職され、祖母が経営していた新生ケア・サービスへ就職される。
 就職後も自分の居場所がわからないまま、自分の世界に閉じこもり、自分を守ることが精一杯の状態がつづいていた。

   そんな生島氏が変わるきっかけとなる出会いが、上司の大島氏であった。今まで誰も自分を認めてくれなかった環境の中で、初めて自分の存在を見出してくれた方であった。そこで、介護でとても大切である法令についての知識を学ぶことが、生島氏の仕事となり、自分を守る唯一の場所となった。
 それと同時に、法令を盾に正論だけをぶつけ、経営陣と衝突する日々がスタートするのであった。自分は、間違っていない「しなければいけないことは・・しないと・・決まり事である」と経営陣との溝は深まるばかり、そして、職員さんとの溝も深まっていく

   そんな生島氏に新たな転機が、かねてよりお付き合いしていた美樹さんとの結婚であった。夫婦で新生ケア・サービスで働くようになり、職場の中でも最も心強いパート―ナーとなった。
 そこで、生島氏は法令を基にした組織・環境作りに注力するようになり、美樹さんをはじめ職員さん、そして経営陣と共に働く環境改善、さらに働く意義についての活動を進めていくこととなった。
 そこから、社内での環境が少しずつ変わっていき、職員さんと共に涙したり、笑ったりしながら現在も奮闘されつづけておられる生島氏の報告でした。
                   報告:株式会社 アド・ワーク 田邊 貴翔

グループ討論テーマ:『生島氏の現在の悩みについて』

①社員の心を活かした経営をするために皆様の職場では何を実施していますか?
②一人一人の社員の心を受け止めていますか?
③有限会社 新生ケア・サービスは今後何をすべきですか?その中で生島唯は何をすべきか?
④人を活かすために経営者は何をすべきか?  

 

 

 

 

 

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