同友会ニュース−活動報告

ビジネスマナー研修 報告のまとめ

コミュニケーションの必要性

        ●とき:5月13日(火) ●ところ:米子コンベンションセンター

                『ビジネスマナー研修』

          講師:岩成 洋子 氏 パーソナルプロデューサー

                                 
  ◆カリキュラム
  1. ビジネスパーソンとしての心構え
        社会人の自覚とは?

  2. オフィスのルール
        仕事の準備・欠勤、遅刻、早退のマナー・コスト意識とは?

  3. 第一印象で好印象を与える5原則
        第一印象とは・挨拶、表情、身だしなみ等

  4. 話し方のマナー
        敬語・ビジネス会話の正しい使い方

  5. 電話・FAX・Eメールのマナー
        電話対応の基本・FAX&Eメールのマナー

  6. 接客対応マナー
        来客対応・紹介・名刺交換のマナー

  7. コミュニケーション術
        互いの立場を理解の上で・・・

  8. アンガーマネージメント
        怒りのコントロール


   緊張感をほぐす目的でグループごとに1列になり肩たたきから始まった今回の研修。隣の人の手を握り「握られた強さと同じ強さで握りかえしましょう。」と言われ、ほとんどの皆さんが会話をあまりすることなく実践していました。岩成先生の「聞いていいんだよ!どう?とか、これぐらい?とか。言葉のコミュニケーションを取らないとわからないのではないでしょうか?」の言葉に「はっ!!」としました。
 

   二人一組で聞き手は、話し手にそっぽを向けて無視をする。話している方はどう感じるのか?など話の聞き方などの体験を入れての研修が進みました。話は聞き手の気持ちのあり方によってもとらえ方が変わる。なにげなしに言ったことも自分の聞きたかった事とは違う方向に行くこともある。それは、コミュニケーションのキャッチボールがうまく出来ているかでも変わってくる。
 そして、話を聞くではなく『聴く』力を身に付けることで会社にとって必要とされる人財になっていく。

   人間関係にはコミュニケーションが大切で、お客様や取引業者様だけでなく会社の社員同士のコミュニケーションを取ることが組織にとって最も大切な基本である。苦手な人であっても、相手の良い所や好きな所を見つけ、無駄に褒めようとはせず「本当の事+α」で会話を進めると上手くコミュニケーションをとることが出来る。自身の尊敬する人や好きな人の良い所を真似していくことから始めてもよい。コミュニケーションはテクニックも大事だが、基本は相手を解ろうとする心(人間理解・自己理解・他者理解)が主としてある。

   参加者がもっとも興味を持ったのが、アンガーマネージメントについてでした。『怒り』とは、感情のひとつなので怒ってはいけないということではなく、『怒るもの、怒らないもの』を区別し、怒りをコントロールする事が大切である。怒りで失うものは多く、怒りは高い所から低い所に流れやすい。そして、伝染しやすい。自分の怒るポイントを書き留めて分析をする、すぐに反応せずに6秒待って少し落ち着いてみる、頭の中が白くなるおまじないを唱える。などの簡単に出来るアンガーマネージメントを教えて頂きました。

 ビジネスマナー研修というより人間基本マナー研修と言うような感じの今までにない研修でした。岩成先生のお話も軽やかで聴きやすく体験談を交えたり参加者が体験したりと、新入社員のみならず、ベテランの社員も参加して実践的な勉強を行うことが出来ました。次回開催の声も多かったので検討していきたい研修となりました。
                  報告:村山敏隆税理士事務所 村山 敏隆
                            同友会事務局 小林 祥子

グループ討論テーマ:『今日気が付いたこと・今までの自分とこれから・・・』

 

 

 

 

 

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