同友会ニュース−活動報告

倉吉支部 8月準備例会 報告のまとめ

「 創造と挑戦 」

オーニット㈱ 代表取締役 仁戸田 昌典 氏 岡山同友会    ●とき:平成25年8月6日(火)18:30 ●ところ:倉吉未来中心

         『厳しい時代に生き残る二代目の挑戦!』

<報告者> オーニット(株) 代表取締役 仁戸田 昌典(にえだ まさのり) 氏
                                 岡山同友会

 先代(父親)が創業されたオーニット㈱は、現在は、オゾンを使った脱臭装置では、全国でもトップクラスの会社になられました。 先代の、「下請けでなく、自社で製品を作る企業にしたい!」という強い思いから生まれた会社です。
 カメラメーカーの下請けの仕事がなくなり、赤字経営に陥り、40名のリストラで工場を1つ閉鎖したり、銀行にリスケをお願いしたりしながらも、「自社にはオゾンしかない!」「オゾンで何とかするんだ!」という強い思いでひたすら営業に回り、その成果が実り、大きな受注が入るようになります。

   ちょうどそのような大変な時期に、オーニットに入社された仁戸田氏は、父親の苦労を間近で見ながら、社長になる準備を進められます。
 その中で、尊敬する先輩から同友会を紹介され、入会されます。
 そして同友会では、「経営理念の必要性」「社員教育について」「新卒採用の大切さ」を学ばれ、自らの理念作成のため、半年間の研修を受講されます。
 理念は、「会社の存在意義を示すもの」ではあるが、会社のため、仕事のためだけのものであってはならない。理念は、個人一人一人の働き方と生き方を示すものでなければならない。との思いから、約5年をかけて、2012年オーニット㈱創業20周年の節目に「創造と挑戦」との社是を完成させられました。
 オゾンがオーニットのすべてではない、オーニットが変えてはいけないものは、自社製品を作り出すために苦労した日々、何かを作り出す挑戦をしてきた精神である、と強く語っていただきました。

大切なのは、「人財」と、何かを成し遂げるための「強い思い」。それさえあれば手段はいくらでもあるということを強く感じた、仁戸田氏の報告でした。

        報告:倉吉支部準備例会担当 (有)ミノハラ製作所 蓑原 康弘

 

グループ討論テーマ:『第二創業は必要ですか?第二創業を進めるために必要なことは何ですか?』

 

 

 

 

 

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