同友会ニュース−活動報告
倉吉支部準備会 1月新春例会報告のまとめ
この仕事が社会の役に立つ仕事であるかどうか?
●とき:1月12日(木) ●ところ:倉吉未来中心 2F セミナールーム7
『付加価値をみんなでつくる』
~収益が上がらないのは社会へのお役立ちが足りないから?~
<報告者> ㈲サイン技研 常務取締役 中尾大介氏
鳥取同友会副代表理事
二代目である中尾氏、高校卒業後、なるべく早く社会に出ないとといけないと思い、就職活動時にあえて他社を選ばず、すぐに自社に就職した。
同友会に入会し、いい経営者とは、いい会社とは何だろう?と考える中で、自分はいったいどう生きるのか?何を残したいか?社会の中で生きる時間が限られた中で自分に何が出来るか?について考えが及んだ。
自らにかかわるみんながどうなってもらいたいか?それぞれが人生の主役であり、それぞれの夢をかなえる手伝いをしたい。毎日が楽しくていい町だといってもらえるような町にしたい。などの思いが生じた。
指針の実践の過程で、元請けになる必要性を実感。値切ってこられる人はお客さんと言えるのかと自問するなかで、お客様の定義が変わる。この仕事が社会の役に立つ仕事であるかどうかが判断基準となった。サービスを提供したお客様がいつか社会の役に立つ会社になること、その会社の成長につながることを考えて仕事をするようにしている。
現在は、伝え方が変化してきている。ネット、メール等無料で伝える手段が増え、伝えるということに対する価値が下がっている。さらに、水増しして物事を伝えることに対する危機感を感じながら、地域の人に対するさらによりよい情報の伝え方というものを追求している。
中尾氏の報告は、我々中小企業の全体に共通する問題に対するヒントとなる、大変有意義な報告であった。
<報告>村山敏隆税理士事務所 村山 敏隆
グループ討論
討論テーマ『他社と比べた時の、自社の価値とは何ですか?』