同友会ニュース−活動報告
鳥取支部 8月例会報告のまとめ
同友会と出会い経営指針書を作成して見えてきたこと
●とき:8月24日(水)18:30 ●ところ:とりぎん文化会館 第4会議室
『輝いている人との出会いと私が教えられた事』
<報告者>㈲ナンクルナイサァーケアネット 代表取締役 乾 由香 氏
大阪同友会中央北支部
乾さんの会社は、最愛の母と祖母の介護がきっかけで、ご主人の応援もあり介護事業を創業されました。
1期目・2期目と順調に業績も上がり、このまま続くものと思われていました
が、3期目の正月3日に入ってきたクレームの電話をきっかけに事業成績が落ち込んでいきました。その頃から社員の士気も下がり、陰口を言う社員も出てきました。乾さん自身も年に3回も賞与を出して待遇も良くしているのに、どうして・・・と言う思いがありました。
そして、業績も悪化していき困っていた時、知人の紹介で同友会を知り入会しました。社員に見直してもらおうと思い経営指針セミナーを受講されました。
そこから今までの自分のおごりなどに気付くと供に経営者としての自覚に改めて気付かれました。
自分のスタッフと会社を誇れるようにするため、例会報告を経験したことから
就業規則・人事制度に着手していきました。
又、同友会活動を通して会社を離れることも多くなったが、その分、自社を
客観的に観ることが出来、良い所、悪い所が観えてきたこと、いろいろな会社の事例、経営者の思い、目で見ること、感じることの機会を得て、そこから
御もてなしの気持ちを忘れず徹底すること、スタッフとスタッフの家族を幸せにすることを学ばれました。
又、移転された店舗には、カフェスペースやスタッフの為の和室など配慮した造りにされたら、そこから社員の士気も上がり、また色々な発想も出るようになりました。
高齢化社会の進行 人材不足 大企業の参入などの問題があります。そのため、いかに優秀な人材の確保、ティーチング(気付かせる)は実践できているが、コーチング(導き出す)が今後社員と供に身につけていくのが課題と語られていました。
<報告>㈲谷浦オートサービス 谷浦 弘之
グループ討論:『あなたの会社ではどんな思い(理念)でどのように人材育成をされていますか?またしようとされていますか?』