同友会ニュース−活動報告
米子8月例会 報告のまとめ
商品・サービスのライフサイクルは3.5年、自ら学び続け変化を!
<米子8月例会>
●とき:2009年8月19日(水) ●ところ:米子コンベンションセンター
『仕事に真剣、お客さんにはもっと真剣』
~理想追求:規模拡大で人々の困った!?を解決する環境作り~
<報告者> たいよう合同事務所 所長 渋瀬 清治 氏 山口同友会代表理事
学生時代に、市役所で戸籍謄本を取りに行ったときの困った経験により、「人の困った!?を解決するプロになりたい、その組織を作りたい」との思いから、土地家屋調査士事務所を開く。お客さんの困った!?を解決するサービスの内容が数年で次々と変わることから、基本理念「隙間を事業に、充実・爽快・発展」を思うようになる。統計データ的にも、商品のライフサイクルは約3.5年であることを知り、ますます隙間を意識すると共に、自らの変化が必要であることに気付く。
厄年終了後約10年間の「男の更年期」を経た後、「経営理念」には「改善進歩をし続けるプロであり続けます」、「経営方針」には「新サービスを提供し続けます」などと、隙間の意識と自らの変化の必要性を訴える「経営指針書」を同友会で作成し、純利益の目標を前倒しで達成する。
アメリカを中心とした世界や国内の都会の動きを掴むことにより、常に変化を意識した、困った!?を解決できる組織作りに励み、第3期の25年においても、仕事に真剣、お客さんにはもっと真剣に、今を生きている、との報告でした。
グループ討論テーマは「あなたの会社では、商品(サービス)のライフサイクルを意識して経営していますか?」でした。商品のライフサイクルを意識し、自ら変わらなければならないことなど、討論を通し、多くのことを学びました。
報告:例会グループ ㈱Mnet Corporation 渡部 正人
参加者の感想
◉人と人の繋がりの中で、いかに古いもの、新しいものを取り入れていけるか、
それをライフサイクルの中に落とし込めるかが大切ではないじゃないかと・・・・・
◉ 久しぶりに発表者を受け、良い刺激を感じた。
企業のライフスタイルについて本気で考える必要があると思った。新しい事業への挑戦をしていきたい。
◉自業種以外の幅広い情報収集を常に心掛けなければいけないとつくづく思いました。
◉羊飼いの社員ではなく、合図があれば(なくとも)即、対応できるような社員を育てていきたいと思います。
「3・3・9度」を生かします。今日はありがとうございました。
◉「ライフサイクルは米国が日本の10年先の姿である」の時代は終わった。今や既に、3.5年サイクルでモノを考えなければ対応が出来ないのだと痛感しました。
お話の中で、「本業はするな」しかし、「本業から離れるな」、何が活かせるかを常に考え続けるとありましたが、じっくり考えたいと思います。とても深い話でした。
どのアンテナでどの話がどう活かせるか、何に何を活かせるか、長く深く真剣に「気付き」をいただき、本当にありがとうございました。
◉サービスのライフサイクルが3.5年というのは驚きでした。
法改正が一つのビジネスチャンスに繋がっている。報告者の方のそのスピードに対応できるフットワークのよさが勉強になりました。
税務の業界でも法改正は毎年ですが、なかなかビジネスには結びつかず、税制改正に振り回されているのが現状です。
お客様のニーズを常にアンテナを張って探求していきます。本日はありがとうございました。
◉常にアンテナを張って社会の変化、新しいニーズを感じ取るような経営をしなければならない。
新しいサービス・商品のヒントを感じたら計画をつくり、目標を作って実行することが重要であると感じました。
◉常に情報を仕入れて、お客様のニーズを先読みすることが大事だと再認識しました。
・「本業をするな」「しかし、本業から離れるな」 ⇒ 大切にします。
・パートさんの多能工化を目指し、パートさんが自発的に仕事が出来るようにします。
・グループ討議は、グループ長でなかったので自由に意見が言えて楽しかったです。
◉経営理念に沿ったテーマでお話され、常に革新していっておられるのが良く理解できました。
例会には数回参加させていただいたが、毎回楽しみになるようになりました。
今後も勉強のため参加していきます。
◉久しぶりの例会参加で、とても新鮮な気持ちでディスカッションできました。
いろんな経営者の方とお話させていただくことで大変刺激を受けましたし、新たな気付きを得ることが出来て満足しています。ありがとうございました。
◉討論のテーマが少し難しかったので、話がまとまりにくかったです。
この間、MC研修(グループ長研修)を受けましたがグループ長の難しさに気付かされました。
本日の報告を通じて不思議だと思ったのは、渋瀬さんの会社の社員さんってどんな方かなと思いました。
渋瀬さんからの補足説明