同友会ニュース−活動報告
「社員マナー研修」の報告
マナーについて考えて見ましょう
鳥取県中小企業家同友会
『社員マナー研修』の報告
*開催日:平成19年9月7日(金)10:00~16:30
*場 所:米子コンベンションセンター5F 第4会議室
*参加者:会員企業10社の社員17名(男性12名、女性5名)
*講 師:蓮見成男氏(中小企業家同友会全国協議会事務局長)
人間力の差が企業の差となって現れ、社員のマナーを見ればその会社の実力が分かるといいます。会員企業の社員のマナー向上を目的に、好評だった昨年に引き続き「社員マナー研修」を実施しました。
自己紹介を兼ねたグループ討論・グループ発表から始まり、「マナーとは何か」をテーマにした講義、お辞儀・あいさつ・名刺交換の「応対編」、実際に電話を使った「電話編」と盛りだくさんの内容でした。
蓮見氏の講演は、同友会理念を散りばめながら、形式やマニュアルではなく、マナーとは「人間が人間らしく生きるための、その時代、その社会における社会的行為のあり方。人間の生き方そのものである」と定義され、参加者もマナーの持っている意味の奥深さを学びました。
応対編、電話編では実際にロールプレーイングを行い、緊張の中に笑いがもれるなど参加者も積極的に参加し、普段会社で何気なく行っていることの一つ一つを考え直す機会になりました。
【蓮見さんから参加者への提言】
・経営理念と働きがいが一致するようにしてほしい
・自分の判断で行動してほしい(相手の要望をすべて受け入れるのが良いとは限らない)
・あいさつは自分からしてほしい
・相手の話を徹底的に聞いてほしい(聞き上手がコミュニケーションの絶対条件である)
・毎朝、新聞を読んで会社に行ってほしい(良い意味での知的な刺激を受ける)
・仕事でお客様を感動させられるプロになってほしい
【参加者の感想】
・相手を思いやり、今直面している場面で何がいちばん相手にとって良いかを考えることが大 切だとわりました
・電話をしている姿勢が口調に出るので、相手が目の前にいるつもりで話すことを心がけます
・普段は意識しないで対応をしているので、自分を再確認してみる良い機会になりました
・電話の対応の仕方をきちんと学んだことがなかったので、今日の研修はためになりました
・人と人との関係で、自分自身やまわりの人たちを幸せにすることができることを学びました
・日本語は難しいと思います。気をつけて言葉を選び、考えながら会話をしないといけないと 思います
・今日学んだことを実践し、挑戦して、これからの生活や仕事に役立てていきたい
・特に印象的だったのは「まわりの人を感動させることのできる人が一人前」という言葉です
・今日の研修が会社や地域のために活かせるよう頑張っていきたいと思います
・マナー研修というのでパターンに応じたマニュアル形式が中心なのかと思っていましたが、 実際に受けた内容は、他人を思いやる気持ちや困っている人に手を差し伸べるといった内面 のマナーが中心で参考になりました
・今日学んだことを「会社を代表する顔」であることを忘れずに実践していこうと思います
・マナーの話が経営指針に繋がった時にはびっくりしましたが、会社に勤めることの意義を教 えてもらい大変嬉しかったです
会員共育担当グループ 担当副代表理事
大木社会保険労務士事務所 大木 隆