同友会ニュース−活動報告お知らせ

【06.09.04】8月例会 報告まとめ

後継者として、より良い社風づくりに取り組んで・・・

 小野専務 8月25日に岡山同友会より小野カレンダー㈱の小野英之専務をお迎えして、『経営指針を軸足に、話し合える社風づくり』のテーマでご報告をいただきました。

 小野専務は小野カレンダーの三代目。大学卒業後、社員の気持ちがわかるようにと他社勤務を経験されてから小野カレンダーに入社。しかし、社内は口頭指示が多く、内容が良く理解されて伝わらず、色々な問題が多かった。自分が営業をしながらも売上は毎年微減し、10年で20%ダウン。そのため不安と焦りを感じていた。 平成13年12月、卸先の業者の倒産事件があり、その善後策の為、その業者の販売先に出向きお客様と直接話をしたことでお客様と直接話し合うことの重要性に気付き、また社員との間も同様と感じられ、その後社内でも月1回2時間の全体会議を開催し、諸課題について話し合いを続けておられます。
 平成16年2月、経営指針を見せてもらって同友会の入会を勧められ、経営指針を自分も作りたくて同友会に入会されました。経営指針作りのセミナーでの色々な経験を通して、格好いいことを書こうとしている自分に気付き、それから自分の言葉で素直に経営理念のシートを苦労して作られました。経営指針作成の様子を社長も社員も見守っておられ、認められて平成17年1月から専務に就任されました。そして、17年5月に経営指針成文化の第1回社内発表会を、来賓をお招きして開催し、部外者の方からも注目されるようになって責任も増してきました。
「経営指針を成文化したことで、社員にとって会社のこれからの進むべき方向や、自分の担当する業務が、お客様や全社的な取り組みにどうかかわるかなどが見えてきたのだと思います。」との感想を述べておられます。
具体策が見えたことで社員から仕事に対する提案が出てくるようになり、社長とも会社のことを真剣に話し合える土壌が出来てきたことなど変化が出始める。
今年2回目の発表会では、岡山同友会の経営委員長さんに25分間の実践報告をしていただき、経営指針の実践に真摯に取り組む姿勢を社員それぞれが感じることができました。
 業績も良くなり始めているのでこの流れを大事にして、社員参画の経営指針をやり続けると、最後に決意を語られました。
グループ討論では「何故、経営理念が必要か。」のテーマで活発に行われ、会員それぞれが胸に経営指針成文化への決意を新たにされたことと思います。

例会担当グループ 塩谷エンタープライズ(株)塩谷 眞司

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る同友会ニュースのインデックスへ

同友会とは?へ活動内容へ入会案内へ所在地・連絡先へリンク集へ行事予定へ

検索

中小企業家同友会共同求人サイトJobwayへ
中小企業家同友会全国協議会のサイトへ
同友会会員企業検索のページへ
RSS