同友会ニュース−活動報告

鳥取支部6月例会 報告のまとめ

経営者であるからには、これしか出来ないと言いたくない!!

         ●とき:6月16日(火) ●ところ:鳥取市文化センター

            『会社を守れ!2代目経営者!!』

         ~行動することで分かった自社の強みと弱み~

        報告者:ニチラス運輸株式会社 取締役 田城 敏史 氏
                       鳥取同友会 副代表理事・青年部長   

 『行きたいより、行ってやる!!』
規制緩和で、今やトラック輸送事業者数は約57,000社。激戦を勝ち抜く為には、何をしなければいけないのか?業界の現状を交えながら、田城氏に御報告頂いた。

   県外での学生生活を終え、平成8年に家業であるニチラス運輸㈱に入社。親のスネを噛じり、重役出社は当たり前。そんな中、入社3年目に思い掛けない出来事が・・・御病気で盆明けから休むという1本の電話で、その方の業務を引き継ぐ事になった田城氏。しかしながら、若気の至りか上から目線になっていて、5人の社員が一度に辞めるという事態に。業務が上手くいかないのは、辞めた社員が悪い・・・と思いながらも、何かがおかしい!と気付き、社内会議も実施するも上手くいかない・・・そんな中、同友会の存在を知る。

   社長の力の中で、残ってくれた社員さんが発言する事で、同友会で学んだ事を会議に取り入れてみた。めざしたのは、仲間意識の構築→ 仲間のために・・・組織力の構築である。同友会で学ぶ事はたくさんあり、劇的な変化はしないが、やってこそ成果が現れる事に気付く。

 また、3年前には、2名の社員さんの死に直面。ニチラス運輸で働いてよかったと思ってくれただろうか、自身が何かしてあげていただろうか、様々な想いが交錯する。『会社を変えてくれ!!』期待してくれる存在が1人でもいる事が大きく、『ニチラスで働いてよかったと思ってもらえる会社にしたい』と決意を新たにする。

   物事の本質はどこにあるのか、何の為に仕事をしているのか「運送業?いや、運送サービス業なのではないか?」お客様の当たり前は『自社の当たり前』であり、納入先の顧客の評価によって全てが変わる。だから、プロ意識を持って商品をお届けしたい・・・学びの中で気付く。現在は、どの運送会社も手をつけない、景気に左右されない、価格決定権を持った領域へとシフトチェンジされ、挑戦を続けている。
どんな会社になりたいのか、どの様にしてそこにたどり着くのか・・・
『やってみて、わかる事があります!!』
『経営者であるからには、これしか出来ないと言いたくない!!』同友会での学びを元に、実践を積み重ね、飛躍し続けておられる田城氏。非常に熱く、目指すべき経営者魂を感じ取った。
                   報告:有限会社鳥取オートガラス 山根 智

グループ討論テーマ:『 自社の経営課題を克服する為に必要な事とは? 』

 

 

 

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