同友会ニュース−活動報告
第12回定時総会・記念講演
同友会での学びや出会いによって人間尊重経営を目指す
●とき:5月20日(水) ●ところ:米子全日空ホテル 2F 飛鳥の間
「同友会と自社経営は不離一体」
~同友会で何を学び、何を経営に活かすのか~
報告者:三宅産業株式会社 取締役会長 三宅 昭二 氏
三宅氏は、石炭販売業を生業とされる家に生まれ、幼いころから家業を手伝い、共に家業を営むこととなる。その後、22歳の時に、三宅産業(株)を立ち上げられ、生業から企業へ大きく舵を切ることとなる。時代は、石炭から石油へ変わる大きな時代の変わり目であり、三宅産業もまた、石炭からガスへと大きな変化を行うこととなる。経営は、順調に伸び、ガスを中心とした付属機器や配管工事さらには、電気関係へと事業をさらに多角化されていく。その成長に合わせながら多能者の育成にも力を入れ、現在では多くの社員が沢山の資格を持つ多能者集団となっておられる。
その後、順風満帆と思われていたとき、突然の労働組合の設立により三宅氏は大きな岐路に立たされた。そこで、三宅氏は同友会での学びや出会いによって人間尊重経営を目指すこととなる。そして、経営指針書を軸にした経営に取り組まれ先行評価制度など様々仕掛けを取り入れながら同友会と自社の不離一体経営を実践されつづけておられます。
報告の後半からは、自社だけでなく香川同友会内での実践事例なども交えて報告いただきました。
その後、同友会運動についても、熱く語っていただきました。会員増強の意義、さらに増強の戦略と戦術なども交えて今の鳥取同友会にとってとても考えさせられる内容でした。
さらに、講演後、お手紙を頂き、鳥取同友会の今後にも心遣いをいただき、今後の鳥取同友会にとって大きな転機となる記念講演であったのではないでしょうか!
報告:ニチラス運輸株式会社 田城 敏史
代表理事挨拶
永年会員表彰