同友会ニュース−活動報告

鳥取支部4月例会 報告のまとめ

「いくつになっても学ぶことはある」

          ●とき:4月22日(水) ●ところ:鳥取市文化センター

             『社長業16年目の衝撃!!!』

           ~経営指針を創る会に参加して得たもの~

         報告者:株式会社みつよし 代表取締役 森廣 功 氏
                          鳥取県同友会 米子支部   

 平成10年に突然の社長交代を告げられ、先代から社長の仕事を何も教えられることのないまま2代目の社長となった森廣氏は、ほぼ独学で社長業を勉強することになる。そして、知り合いの誘いで同友会に入会し、経営指針を創る会に参加する。その時森廣氏は55歳という年齢だったが、鳥取支部でも高齢にもかかわらず経営指針を創る会に参加した経営者の話を聞き、「いくつになっても学ぶことはある」と考えた。

   当初森廣氏は、今まで独学で学んだ経営のやり方を講師団に確認してもらおうと思い持論を発表したが、「きれいごとを並べているようにしか聞こえない」などと講師団に言われ、早くも第1講から精神的にズタズタにされる。そして、2講、3講も考え方を変えることなく発表していたところでついに、「まったく進歩がみられない」といわれ絶望的な気持ちとなるが、その時に言われた「考え方を1度リセットされたら?」と言われ、仕事は[やらなければいけない]ではなく、[することの喜びを社員と共有する]という考え方に変えた。そして、社員とともに参加したイベントを通じて、スイーツは人を笑顔にするという合言葉が生まれ『笑顔』というキーワードを理念に入れていった。

   そして、立派に経営指針を作成され、お客様の要望にはなるべくノーと言わない方針を打ち立て、新商品の開発をしている。また、社員とのコミュニケーションツールとして社長通信という情報誌を自身で毎月発行して朝礼に参加できない社員との理念の共有を図っている。森廣氏はこのたびの経営指針を創る会に参加してかなりの衝撃だったとは思うが、そのおかげで真の社長業を学ぶことができたのではないかと感じた報告だった。
                      報告:ペペネーロ イタリア館 木下 陽平

グループ討論テーマ:『現状を変えるために社内、社外で何をしていますか?』

 

 

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