同友会ニュース−活動報告
米子支部4月例会 報告のまとめ
「経営指針作成後のホップ・ステップ・ジャンプ!」
報告者:有限会社アドセンターパル 代表取締役 中井 史夫 氏
鳥取支部 会員増強担当幹事
鳥取では最も古い広告代理店でCMからコンサート運営まで、多岐に渡る広告を扱うアドセンターパル。事業を継ぐ気はなかったものの、戻ってきた会社では、引き継ぎはない。上司が独立していなくなってしまう。等、思うようにいかず、特定の顧客に依存した体質や御用聞き的で旧態然とした仕事をこなす日々。数字は出るも、理念のない経営のままで良いのだろうか?と悩んでいました。
そんな時に同友会と出会い、今より会社を成長させてお客様の良きパートナーになるために!自信と判断基準の「ものさし」が!力が欲しい!と思った中井さんは経営指針を創る会に参加されます。
自身を「感性の人」という中井さんは、自分の中で段々と誤魔化しが効かなくなる考え方と成文化の中で悩みながらも、理念のヨンコウ(好告・効告・耕告・広告からなる4本柱)を作成されます。
その後、友人との出会いを機にイベントの提案をされ、BMWとスタインウェイの夢のコラボを皮切りに数々の企画を実現。経験と実践から自信と成功の手応えを実感されます。お客様からも「やはりアドパルさんでないと!」と声をかけられ、スタッフにはお客様の要望に応える楽しみが、お客様にはクオリティアップでさらなる喜びの連鎖が生まれます。
中井さんは創る会で「あなたにとって広告とは何ですか?」と聞かれた事があります。その時は「人の心を動かすコミュニケーション」と答えられました。そして今、ヨンコウを含め、全てを一言で言うならば「感動クリエイト」だと力強く答える中井さん。今後も想像を超える広告で地域を元気にするアドセンターパルが、ホップ・ステップ・ジャンプの枠を超えてチャレンジしていく姿をこれからも、もっと見せていってほしいと思わせる素晴らしい報告でした。
グループ討論では『あなたが会社でやろうとした事で迷っている事は何ですか?それをやるために今、必要な事は何ですか?』というテーマで討論。「迷っている暇はない。前に進むのみ。」「迷いはない。しかし悩みは多い。」「やるべき事をいつまでにやるかが問題。」他、意識を変えたい。世代交代について。コミュニケーションについて。金銭、時間の問題について。3Sについて。遊び(余裕)が必要。等の意見が出揃い、大変盛り上がった討論となり、新年度開幕から実に有意義な例会を行う事が出来ました。中井さん本日の報告、本当にありがとうございました。
報告:有限会社福島商店 福島 正剛
グループ討論テーマ:『あなたの会社でやろうとした事で迷っている事は何ですか?それをやるために、今必要な事は何ですか?』