同友会ニュース−活動報告

鳥取支部2月例会 報告のまとめ

会社の成長は社員の成長

          ●とき:2月12日(木) ●ところ:とりぎん文化会館

           『地方で生きる!大企業にも負けない経営』

          人口が半分になっても永続できる企業を目指す。

          ~黙って10年!見えないものが見えてくる~

           報告者:有限会社 オーリー 取締役社長 太田 利昭 氏
                                     島根同友会

 タイヤ好きを武器にオンリーワンを目指し2000年11月に創業された太田さん。独立され順風満帆はなく軽く3回ほど倒産の危機に見舞われました。業績悪化の原因は人の雇用の怖さであったり、元請け一本足打法の危険性などそれぞれ違っていました。

   ただ根底に流れるのは「ちょっと調子にのっとったかな」という社長個人の個性があるのではないでしょうか?そこに対して太田さんは「社長が勉強せんといけん!」と気がつかれます。個性自体は変えることができませんが、学びによってよい経営者に成長されました。

 現在の社会情勢から未来の経営環境を予測され、30年後生き残れる企業の7%になるためには10年後までに特定地域の特定セグメントでの圧倒的No1にならないといけない、と決意されます。

   実際どのような戦略かというと、よい人材が働きたくなる会社。よい人材を求めるのではなく、会社の成長は社員の成長という考えのもと、勉強によりよい人材に成長できる会社、を目指しているのだと思いました。

 ニッチを攻めるため、特定の顧客にターゲット絞り、大手のしない仕事を受け(ランチェスター)的な戦術のもと、社員とわかりやすい目標を共有「利益ではなく客数」「CSでなくES」することによって社員一丸の体制を整えられています。また社員とのコミュニュケーション・ノミニケーションも定期的に行うことで社員だけでなく家族ぐるみの集団を形成されています。

   太田さんの言われる 地域でNo1の会社。働きたくなる会社。というのは中小企業であればどの業界でも生き残るために必須な条件かと思います。

 一歩先を行かれているオーリーさんの活躍を楽しみに、いいも悪いもお手本にして今後の経営に生かしていきたいと思う報告でした。
                    報告:有限会社 プラスペリティ 出口 敦教

グループ討論テーマ:『20年後あなたの会社はどのように生き残っていますか?またその為に必要なことは何ですか?』

 

 

 

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