同友会ニュース−活動報告

鳥取支部1月新春例会 報告のまとめ

広告は、「人の心を動かす」 コミュニケーションの手段です

         ●とき:1月22日(木) ●ところ:鳥取市文化センター

          『経営指針作成後のホップ・ステップ・ジャンプ!』

      報告者:有限会社 アドセンターパル 代表取締役 中井 史生 氏
                          鳥取支部 会員増強担当幹事

 『広告は、「 人の心を動かす 」コミュニケーションの手段です 』鳥取で一番古い広告代理店である、㈲アドセンターパル。14年前、予期せず後継者として入社した中井氏だが、これを、自社の経営に携わるチャンスだと捉えた。

 しかし、予想外の出来事が次々と重なり、広告代理店とは何なのかと思い悩む。9年前には、求職と求人のマッチングサイトを立ち上げ、順調に売上を伸ばしていたが、多忙を極め、新入社員のフォローが出来ていなかった。

   本来、コラムや取材をメインにしたかったが、いつしか枠を埋める事に注力していた。価格競争にも巻き込まれ、わずか半年で撤退を余儀なくされる。この時の縁がきっかけで、仕事は順調に舞い込み、売上も順調に伸ばし、平成20年に、社長に就任される。しかし、長引く不況や市場のニーズの変化で、全体の売上が減少の一途を辿り始める。中井氏自身の経営に対する姿勢に、疑問が生じ始めた。

   そんな時、鳥取支部の会員の紹介で同友会を知り、入会。更に半年後、『経営指針を創る会』へ参加。自社はどうあるべきか、悩んでいた。講師団からの問い掛けに、『衝撃』と『戸惑い』を感じ、真剣に向き合う。受講を重ねる中で、『数字は作れるが、まるで理念のない経営をしていた』事に気付く。

   受講後、『自立型企業』『地域に必要とされる企業』を目指し、従来のやり方を変え、関連企業の売上に依存する体質から、年間を通じて自社から提案をする体質に変革を遂行していく。社員の意識が変わり、任せる事が出来る雰囲気が生まれていった。

   また、県内にとどまらず、県外からの顧客の要望にも応えたいと思い、JCAA(日本地域広告会社協会)へ参加。鳥取の代理店のメリットは何かに気付く。その結果、売上は改善され、前年比120%増を達成。経常利益も大幅に増収を果たした。紆余屈折を経て、経営者として成長を続ける中井氏。

 まとめとして、
◎理想の企業を目指し、進化し続け、しなやかな組織を目指す。
◎多様化したニーズの窓口となり、地域の企業と連携して顧客満足度に努める。
◎会社は経営者1人では出来ない。社員と共に誇りを持てる企業を目指す。
◎組織が大きくなればなるほど、経営理念は必要である。
と締め括られた。
                   報告:有限会社 鳥取オートガラス 山根 智

グループ討論テーマ:『あなたの会社が成長するために、足りないものは?』

 

 

 

 

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