同友会ニュース−活動報告
鳥取支部7月例会 報告のまとめ
共感しやすい3名の報告内容
●とき:7月22日(火) ●ところ:鳥取市文化センター
『人材育成について掘り下げてみよう』
報告者:綜合印刷出版 株式会社 代表取締役社長 田村 仁美 氏
鳥取同友会 女性部部長
有限会社 プラスペリティ 出口 敦教 氏
鳥取同友会 鳥取支部副支部長
株式会社 太陽 代表取締役 加藤 寛 氏
鳥取同友会 鳥取支部
このたびの例会は3人の報告者に各20分ずつ自社の悩みを報告していただく方式をとることで、入会歴が浅く、指針を創る会を経験していない会員にも報告のチャンスを与えやすくしました。また、テーマを「人材育成」についての悩みにしぼることで、グループ討論をもり上がりやすくすること、テーマに合致した悩みを抱えたオブザーバーを呼びやすくする目論みがありました。
田村さんの報告は、社内から無くしたい言葉例として、「上の失態じゃないんですか(ムッとして)」「聞いてませんけど(ムッとして)」「あの人は良くて、私はいけないんですか(どうして私だけ言われるの?)」など挙げ、どうして解決していくべきか、会場へ質問を投げかけた。常日頃から、嫌な思いになったとしてもモチベーションを自ら維持するクセをつけさせること、先輩社員の苦労話など聞き、先輩社員を尊敬できる仕組みを作っておくこと、逆境においても課題解決する思考力と行動力を身につけさせることが大切、という意見が出た。また、軸がぶれると(暇ができると)、社員同士が欠点を探し始める。「問題はそこじゃない!」と理念・方針・目標を、日頃からしっかり示し共有することがまず大切という意見もあった。
出口さんの報告は、社員のモチベーションをあげるには?という内容でした。グループ討論により導きだされた答えとしては、もう一度基本に立ち返り社員満足度をあげていくことが大切とのことでした。
加藤さんの報告は、社員の営業力を上げるにはどうしたらいいか?という内容で、手法から精神論まで幅広い議論が繰り広げられました。
かくして例会を終えてみて、出口副支部長、田村女性部長、加藤さんそれぞれが人材育成という大きなテーマに沿った上で3者3様の内容で話をしていただいたことで、非常に共感しやすく、心に響く報告でした。その流れもありグループ討論も各グループが非常に白熱し、これはテーマを変えて今後も続けていく意義があると感じられる例会になったと思います。
報告:有限会社 アドセンターパル 中井 史生
グループ討論テーマ:『社員の言葉つがいについて』
『モチベーションについて モチベーション維持について』
『営業マンの業績を上げるために、会社組織がしている事、出来る事は?』